R-390A/URRの3rd Mixer不良修理(Apr 13, 2018)
 2018年4月13日、前日まで良好に受信できていたR-390A、朝6時過ぎの定時電源投入でウンでもスンでもない。
 2011年9月と12月に発生した不具合に酷似している。状況を観察すると・・・。

@ANTをつないでも離してもオーディオ出力に変化なし。
ARF-GAINの上げ下げでオーディオ出力のノイズレベルが上下する。
BそのノイズはいわゆるRFかIF段のサーマルノイズ。
CAF-GAINの上下でABのノイズは上下する。
DBFOオンでBFO-PITCHを上下させるとオーディオ出力のノイズビートが上下均等に変化する。
ECALモードで500KHz以下でも強いマーカーレベルを確認できる。
 ・・・ざっとこのような状況。

 ラックから本体を引き出し上蓋を奥へずらす。2011年9月の修理に習い真空管ヒーターの灯り具合を確認していく。一番交換し易い1stMix_V202/6C4を確認するが正常に灯っている。念のため予備球の6C4(Toshiba)を投入するが変化はない。
 続いてスラグラック奥で一緒に並ぶ2ndMix_V203/6C4と3rdMix_V204/6C4を疑う(写真)。スラグラックカバーを外し、先ず背面側のV204を外してテスタで当たると見事にヒーターが断線。
 予備球の6C4(Toshiba)を投入すると無事復活。この6C4のヒーターは元々暗く、ゲッタ膜の位置によっては目視で点灯を確認できない場合がある。また、周辺の温度が高いと、手で触れただけでは断線を確認し難い場合もある。

  過去のヒーター断履歴・・・
 @RT510:CurrentRegulator、AV503/6BA6W:3rdIF、BV204/6C4:3rdMix、CV201/6C4:1stMix、DV204/6C4:3rdMix(今回)



 中古購入した1982年から既に36年(2018年現在)を経過しているが、この6C4のヒーター断回数は今回3回目でダントツである。しかし1954年製造で自分の歳と同じなのに、良く動作するものだと感心する。コンディションを安定に維持するために、数年前より毎朝30分程度の通電を行っている。
  R-390A/URR関連Webサイト

 1.R-390A/URRにプロダクト検波器を組み込む
 2.R-390A/URRの電解コンデンサ補修について(Aug 16, 2007)
 3.R-390A/URR用お勧めキャビネット
 4.R-390A/URRの3rd Mixと電源マイクロSW不良(Sep 17, 2011)
 5.R-390A/URRの1st Mix不良修理(Dec 19, 2011)