野鳥撮影を一緒に勉強しませんか!(3回目) |
*野鳥撮影を始めたい方へ(B撮影の注意点と実践パートT)
久しぶりに更新させて頂きます。いつも気まぐれで申し訳ありません。 初めてこのコーナーについての感想を頂いたのがきっかけになりました。(しかし頂いたのは 約1ヶ月前・・・実にいい加減な奴) さてそろそろ野鳥撮影に最も適した冬が間近となりました。そこで今回は撮影時の私的な 注意点と実践法を紹介したいと思います。 まず初心者の方に注意して頂きたいのはマナーの悪いカメラマンに近づかないことです。 特に関西はマナーの悪いカメラマンが極めて多いので注意してください。 初心者の方は野鳥の情報を得たいが為に安易にカメラマンに接触しようとする傾向が強い ようです。しかし、人を選ばないと近づくや否やウイルスのように感染すること必至です。 接触すること自体は悪くないことですので、出来るだけカメラマンの撮影方法を観察してか ら良ければ声をかけるようにしましょう。 それと餌付けによる撮影は厳禁と考えて下さい。これは餌付けを非難するという意味では なく、餌付けによって撮る写真は一定のアングルや大きさでしか撮れない為、進歩が全くと いっていいほど望めないということなのです。 最初はしんどい(苦労する)かもしれませんが、歩きまわってシャッターチャンスを探すよう 努力して下さい。(それに餌付けされた時点で鳥は野鳥とは呼べないとは思いませんか。) 次に実践方法に入ります。やはり最初は撮りやすい公園や池でカモを撮影することをお薦 めします。そしてファインダーを覗いた時と写真で見た時のギャップをより多く体験されること をお薦めします。例えば大きく写したつもりなのに、写真では予想外に小さくてがっかりとか 完璧に写したつもりなのに、写真では野鳥の前に枝がかぶさっていたり、ゴミが端に写って いたりということが多々あります。(私も嫌になるほど経験し、がっかりしてきたからこそお薦 めしているのです。) 失敗は成功の元です。とにかく多くの失敗をした中から自分なりの野鳥写真へのイメージを 作り上げることが重要です。 それとピントの精度を高めることが最初の目標となります。初心者の方が陥りやすいのが ピントの甘さへの未認識ということです。初心者の方に写真を見せてもらった時に強く感じる ことがピントの甘さです。(私も4年目くらいまでは実にひどかった。今でも最初の頃の写真 を見て、反省の糧としています。)とにかく野鳥の目にピントを合わせることを念頭に数多くの シャッターを押すようにして下さい。 次回は実践パートUの予定です。(いつになることやら。おいおい自分で言うなよ!)
*そこそこの腕をお持ちの方(本人含む)へ
(B縦位置での撮影方法について)
右記写真撮影データ |
500ミリレンズ使用 f4 オート |
フィルム フジカラープロビア ISO100 |
撮影状況について
4月の春の渡りに現れた美しいキビタキ♂ 横位置で確実にカットを確保してから縦位置でも何カットかシャッターを切りました 。 非常に暗い場所でしたのでブレに注意して撮影しました。(つもりだったんですが)
見ても分からないかもしれませんが、弱冠のブレが出てしまい、写真としては全く 不完全なものとなりました。 構図としても鳥の向いている方向と枝の向きが同じでかなりのバランスの悪さを 感じてしまいます。またこの時三脚を伸ばしていた為にバランスが悪くブレを発生 させたようです。是非ご意見をお聞かせください。
縦位置での撮影について
縦位置は非常に難しいと私自身は考えています。構図的にはとても好き なのですが、よく失敗します。 ブレはもちろん構図設定のまずさが縦位置の場合、如実に私の場合は 出てしまいます。 知人の桃井氏は私と違ってとても縦位置の写真を綺麗にしっかりと撮影 され、そのポストカードをもらう度に羨ましさでいっぱいになります。 縦位置撮影での良い方法があれば、ド下手な私に是非ご教授願います。 ご意見お待ちしております。(ご意見が再びない場合はこのページがまた フリーズする可能性が大です。)
過去の勉強内容を見たい方は下記をクリックしてください
1回目(2000・4.7)
2回目(2000・7.14)
4回目 (2001・1・22) 5回目(2001・6・6)
6回目(2001・12・30)