◆1◆どのように、時間を設定する
ファイルを作成したあとの活動を、どれぐらいの間隔で行って行くべきだったろうか。今回は、週1程度の時間をかけ行った。自分を見つめるためにも、あまり間隔をかけない方がよかったのではないかと考える。◆2◆作成したファイルから、自分が大切なものを選ばせる難しさ 自分が集めているカード、楽しかった思い出などを選んだものがいた。「やったねと思ったもの」という観点で選ばせたことは適切だったのだろうか。 しかしながら、カード集めや思いでのなかにも、思い入れが強い分、がんばったことなど多くのことが詰まっていた。それらを引き出すことが必要だったと思う。私自身がもっと関わる必要があった。◆3◆2000年の目標に、うまくつなげられなかった 今後ファイルに入れたいものは・・・、をもとに2000年の目標を作らせたかったが、全員が強い意識のもと目標を設定することはできなかった。◆4◆結果や形に表れないものをどう意識させるか 私が、パーソナルポートフォリオを作るためにファイルしたものは、今までにうまくいったこと、成功したこと、まとまった自分の考えなどであった。つまり、がんばった結果をファイルしたのである。でも、それに至るまでに、悩んだこと、苦しんだこと、努力したことに、自分の成長が隠れているのであって、それが持ち味であると思う。その部分を、子どもたちからどう引き出し、自覚させることができるのかがとても重要だと思う。その部分が解決されると、ポートフォリオの効果はもっと高まると感じる。◆5◆子どもたちがおかれている環境 自分が作ったポートフォリオを見るのはうれしい。そのポートフォリオを、みんなに見てもらう機会もなければ、みんなに見てもらうことが恥ずかしい気もする。日本は、そのような文化であり、自慢しているのではないかという心配をしてしまう。能ある鷹は爪隠すという日本文化のなかで、ポートフォリオのよさを生かせるのか心配であった。特に、子どもたちは、友達にどう見られているのかという面をとても気にする。自分自身をオープンにさせることができるか、とても大切であると感じた。 |
要 約 |
なぜ? |
流 れ |
課 題 |