2007年7月〜9月分(7/5〜9/23)分

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7月になってしまった……(7/5)

 ……って、毎回月初めにはこれ(「××月になってしまった…」)言ってる気がする(^^;;)。
 それはさておき、6月も終わり近くなってDVD通し観して、「マジ!? 新刊の内容ぜんぶ仕切り直しじゃん!」……と蒼ざめてから早10日、幸いにして、ネタ…っつーか、書きたいシーン、書きたいセリフの方はどんどん浮かんでおります。が、そうなったらなったで、今度は逆に 「これ、どうやって1冊収めよう……っつーか、今のわたしの筆力じゃ(技術以前の体力・気力の点で)書ききれないって!」と、やっぱり蒼くなっております。
 さすがに、10年も間を空けての再見だと、新しい発見多すぎ。楽しいけど……形にする時間が取れない〜〜〜(悲鳴)

 先週末は、土曜出勤だったせいもあって、まったく原稿関連は進まなかったけど、Amazonのマーケット・プレイスでソノラマ文庫の小説版入手。
  ……びっくり。マジで、すっげー面白いんですけど。文章もちゃんとしてるし。この作者が、スニーカー文庫や日経エンタでグダグダの文章書いてる人と同一人物なんですか!?
 月日の流れって、残酷……。


一日遅れですが…(7/8)

 「7月7日」は、キリコちゃんの「作中での『公文書上での』の誕生日」らしいです。1話のロッチナの尋問の中に出てきたんだったかな。
 『野望のルーツ』でほのめかされたキリコちゃんの出生からすると、彼に一般 人と同様の「お誕生日」があるとは思えないんですけど〜(^^;;)。とは言え、仮にも軍籍にいたわけですから、入隊時には「生年月日」を申告しないわけにはいかなかったでしょうね。つまりは「便宜上のでっち上げ」という可能性が非常に高いのですが……でも、「いつどこででっち上げられたのか?」なんてことを考えると、結構空想が拡がりますね。
 本当に軍に入るギリギリ(15歳くらい?)ないし、戦災孤児の収容施設に入るまで、「誕生日」なんて知らないまま、キリコ本人ないし係官がその場で適当に決めた、なんてのでも、それまでのキリコの孤独で殺伐とした人生を思って胸が痛むし。あるいは、『野望』の小説版『ザ・ファースト・レッドショルダー』でちょっと描かれたキリコの養父母みたいに、幼少期のキリコの面倒を見てくれた人が愛情を込めて決めてくれた……でも、それはそれで切ないし。
 #『ザ・ファースト〜』のご両親の場合、ひょっとしたらベビーキリコが『カプセルから出た日』を知ってたりして?

 ともあれ、「アテにはならない」とは百も承知ですが、「それでも、その日が選ばれたこと自体に何らかの運命がある」というこじつけの元、わたしの中ではキリコちゃんは「蟹座キャラ」です(^^;;)。
 一般的に「蟹座」で言われるのが、(良くも悪くも)ナイーヴ、保守的、家庭的……ってなところでしょうか。
 「ナイーヴ」はともかく、「保守的・家庭的」ってのは、一見キリコにはそぐわないようですが、「キリコ本人は、いわゆる社会的な野心なんかなく、フィアナがいればそれで満足」的な部分はそうかなぁ……と。
 んで、蟹座って十二星座を分ける「活動/定着/変通」の三区分のうち、なぜか「活動」サインなんですよね。「活動」サインの星座(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座)は、「その人を起点に何かが始まる」という運命を背負いがちらしいのですが、そのあたりもキリコっぽい気がする。
 ちなみに、メロウリンクは、わたしの中では「蠍座」ないし「牡牛座」。
「復讐」の原動力になる情念の濃さから、まず思いつくのは蠍座だけど、実行&完遂に至る着実さからすると、頑固で堅実な牡牛座かなぁ……と。念のために、上記の三区分を確認したら、どちらも「定着」ですね。意味するものは「不動、安定、維持、定着、抵抗」だとか。他の「定着」サインの星座は獅子座・水瓶座だけど、コレは多分違うだろう(^^;;)。
 っつーか、メロウもキリコも、なんか火象・風象星座(男性星座)のイメージはあまりないんですよね。自分が蠍座(水象/女性星座)だから、火象・風象系に対するセンサーが鈍いのかもしれませんが。
 んで、ルルシー姐さんは双子座。
あの、さばけた社交的な感じからして、まず、基本的に風象星座(双子座、天秤座、水瓶座)のどれか。で、更に絞り込むと、バランサーな天秤座やライフスタイルにこだわりを持つ天才肌の水瓶座……は、なんか違う気がする。消去法で、情報に早耳で会話上手な双子座かな、と。三区分でいうと「変通」ってところも、貴族のお嬢様から、セクシーなカードディーラー、ちょっとお転婆な貧乳マジシャン(山田奈緒子@『トリック』か!)…と、七変化な彼女に合ってるかも。
 ちなみに、双子座の守護星は水星。伝令・商売の神様のマーキュリーです。小説版のルルシーは、アニメより更に、水星の影響の強そうなキャラですね。
 キークは……水瓶座かな。途中までは双子座っぽい感じもしますが、最後の最後、メロウとのタイマン受けて立っちゃうあたり、「定着」のサインが引き合ったのか。ルルシーとツーカーな感じは、風象星座同士、通じ合うものがあるってことで。衣装持ちのルルシー(ラスト4話を除き、ほぼ登場シーンごとに衣替えしてる)に対して、伊達男なのに常に同じ服(メロウのように着たきりスズメなんじゃなくて、同じの何着も持ってると思われる) なのは、女性と男性の違いと言えばそれまでですが、「自分のスタイルはコレ」ってもう決めちゃってるからとも取れるし。


日付変わっちゃったよ(^^;;)(7/9)

 7/8付の日記、途中で調べものしながらタラタラ書いてたら、日付が変わってしまった(^^;;)。そもそも一日遅れのキリコちゃんバースデイの話題だというのに、更に遅れてるって(^^;;)。うっかり占い話にひっぱったら、えらく長くなってしまって……。
 そもそも地球とは確実に星の配置が違う世界の物語なのに、何を言ってるんだという気もしますが、「キャラクターのタイプ分類、性格分析ツール」としては、なかなか便利なんですよね〜。>星占い
 その手のツールとしては、エゴグラムなんかも相当細かくできるらしいけど、あれ、数値表記だから、イマイチ覚えにくくて(^^;;)。その点、こちらは、さすがに歴史が長いだけあって、神話のモチーフとか使われているから、イメージが湧きやすいし。
 一度、もっと本格的に勉強してみたいとは思っているのですが、占い師になりたいわけではないので、こちらの希望とコストに見合ったものが学べるか……と思うと、つい二の足を踏んだまま早十年以上が経とうとしております……

 ちなみに、この週末の原稿の進捗状況は、ようやく書き出しが決定……かな?(^^;;) とりあえず、「日産一行」(ゴーンとその部下…ではなく、書き進むペースが一日に一行だけ、ということ)のわたしにしては珍しく、十行ほどするするとイケたのですが……場面 転換で躓いて、はい、それまで(爆)。来週の三連休にはもっとなんとかしたい……!


進まない…(7/16)

 連休入ってから、連日書いてるんだけど……書いては消し書いては消しの足踏み状態で全然先に進まない(涙)。基本的に週末しか原稿書けないし、8月前半はどっかんと忙しくなることが決定してるので、連休中に目鼻つけないとヤバイんですけど〜〜〜(悲鳴)。
 っつーわけで、煮詰まったんで更新に走る。

 三連休前夜の金曜、仕事帰りに久々に書店の占いコーナーに寄って宝島社の星占いの本3冊(牡牛座、双子座、蠍座)買ってきました。前回、メロウ=牡牛座? ルルシー=双子座ってな説を立ててはみたものの、あいにく、親しい知人にはどちらの星座生まれもいなもので、具体的なイメージをイマイチ定めきれなかったので。宝島社から毎年星座別に出てるこのシリーズ買うの、12〜3年ぶりなんだけど、いつの間にか著者が門馬寛明でなくなってたのね。今の著者も弟子スジの人らしいですが……
 そんで、ルルシー=双子座については、「手先が器用」とか、「あ、そうそう、こんな感じ♪」と、裏付けになるよう記述がいっぱいあったのですが、メロウ=牡牛座? の方は結構疑問が出てしまった(^^;;)。牡牛座の特性=「美食家」とか「審美的」って、値打ち物のワインを躊躇なくカーペットにぶちまけ(中身に用がないなら、せめて窓の外とかに捨てろって)、由緒ありげなお城丸ごと一個、惜しげもなくトラップに使って破壊するヤツの性質とは思えない……(^^;;)。
 9話10話の「ルルシーの実家のお城」エピソードは、十年前の初見時は、「こういう舞台って『ボトムズ』にあり?」ってのが気になっちゃって、正直イマイチ入り込めなかったのですが、今回は何故かほとんど気にならなかったです(^^;;)。「酸の雨が降らない、戦争で荒らされる前の植生や史跡が残ってる」というなら既にクメンがあるし。高緯度地域の方にもああいう地域が残ってないと、戦争続けるための食料生産とかも厳しいだろうし……と、なんか心が広くなってました(笑)。
 んで、そうなってみると、逆にメロウの暴挙が気にかかってしまったり(爆)。あの世界にはユネスコも文化庁も存在しない(あるいは、あっても機能してない)だろうけど、後世・同時代問わず、歴史家とか美術愛好家とかが泣くぞ〜〜っ! つーか、こっちの世界…と言わず『コマンドフォークト』*辺りでも、あんなことやらかしたら、過激な史跡・美術マニアとかシンジケートからメロウは命狙われかねないと思う……(^^;;)。
 それはともかく、あのエピソードは「城くれ」っていうメロウもメロウだけど、あっさりOKしちゃうルルシーもルルシーだなぁ……と、思いました。別に悪い意味じゃなくって、なんつーか、あのこだわりのなさに、彼女の「お姫様」っぷりを見た、というか。ちょっと前に教育TVで放映してた四季の『鹿鳴館』(作者はもちろん三島由紀夫)での大徳寺侯爵夫人のセリフを思い出しました。

「本当の公家の血は過激派の血なんです。お金持ちだけがお金を軽蔑できるように、私共は因襲のお庫(くら)を持っていますから、因襲を軽蔑することができます。」

 ここ、『ボトムズ』fan的には、まずカンジェルマン殿下を思い出すべきでしょうか。二重の意味で「過激派」の頭目だったわけですし。
 というわけで、ルルシーの「お姫様」設定も、殿下と同様「過激派なお公家さん」ってことで、『ボトムズ』ワールドの住人としてアリってことで(笑)。

 さて、原稿戻らにゃ。

*『コマンドフォークト』:HJ文庫から出てる『ボトムズ』外伝…っつーか、スピンオフっつーか、とにかくATが出てくる戦記物小説。
 著者は『ガサラキ』のメインライター野崎透氏。話自体はそこそこ面白いのですが、兵士及び戦場周辺住民の命の値段や財産権が、現実世界の現代の日本・欧米並に高くついてそう(&対して、ハイテク機器の値段は同じく現代の日本並みに安そう)な世界感に、「『ガサラキ』じゃねーんだぞ」「人には向き不向きというのがあるんだから……」等々、色々と生温かい気持ちになるのを抑えられませんでした(^^;;)。


ただいま8話鑑賞中(7/24)

 無賃乗車のくせに、(山賊襲撃後のどさくさ紛れとは言え)ルルシーの隣にちゃっかり座って、ヘルメシオンとの関係詰問しちゃうメロウがかばええ……(*^^*)。不機嫌そうな声のトーンは、九年前に初見したときは、ルルシーに対しても一瞬不信感抱いたのかな……ってくらいに受け取ってましたが、今となっては、「どうみても嫉妬です。ありがとうございます」ってなもんで(笑)。このシーン、六月の終わりに最初に再見したとき、「ひょっとして妬いてる?」って感じたのは、萌えフィルター故の錯覚や捏造ではなかったと、小説版*読んだ後に確信いたしました(笑)。問い質すときは「きみ」だった二人称が、ルルシーの返答で「あんた」にコロッと変わっちゃうところも引っくるめて、カワイイなぁ、もぉ。
 
 実際、いわゆる恋愛関係でなくっても、何らかの事情で深く関わった相手に、自分以外の「深い仲」や「訳アリの仲」の影が見えると、嫉妬めいた感情を抱いちゃうって、人間の心理としてよくあることみたいです。恋愛モノの古典的なパターンの一つ、「何の縁もない男女が、よんどころない事情で一つ屋根の下で暮らすことを余儀なくされるうちに……」という「強制同棲モノ」**(他にもネーミング色々あるらしいけど)は、その辺の心理の綾=「相手のこと、何とも思ってなかったハズなのに、何故か腹立つ! 妬いてるのか? 自分、ひょっとして惚れちゃった!?」 から、話がドンと先へ進みますしね。
 もっとも、メロウとルルシーの場合、作品が恋愛モノではないので、「自分でも意外な嫉妬」をきっかけにふたりの関係が進展したりはしないわけですが(^^;;)。

 月曜からいきなり22時まで残業だったので、今夜は短めに……

 

*:小説版では、2話〜3話〜4話のそれぞれつなぎの部分に、かなりオリジナルのエピソードが追加されています。ルル×メロもしくはメロ×ルル的に萌え度が高いのは、4話の「リーニング・タワー」(あのイカレた場所はザイデン郊外……つまりクメン領内にあるそうな)直前のエピソード。
 スヌークを仕留めたあと、ちょっと一波乱あって、(ルルシーの手引きで)どうにかザイデンまで逃げ延びたメロウは、再会したルルシーと船上レストランデート(笑)。んで、その席上で、ルルシーが次のターゲットの居場所を聞き出すために、キーク相手にカジノで一勝負仕掛けようとしてる……と知らされて、別れた後も悶々としちゃってるメロウが、実に17歳の男の子、って感じでもう可愛くて可愛くて……(*^^*)。紙面にするとたった2頁なんだけど、萌え殺されました。
 「今頃彼女は……。(原文ママ)」 って、ぜーったい、カードゲーム以外のこと想像しちゃってるよ、17歳!(笑)。

**:個人的にこのネタで印象深かった具体例をいくつか挙げますと、映画『グリーン・カード』(わたしはこれでジェラール・ドパルデューを知りました。相手役のアンディ・マクダウェルは最近お名前聞かないけど、お元気でしょうか……)。NHK夜ドラの『女神の恋』(山口祐一郎さんの映像畑では最高の当たり役だと思う)。フジ月9、山口智子&木村拓哉の『ロングバケーション』 ……ってなところでしょうか。
 なんかジャンル的に「元祖」とか「極めつけ」ってのを忘れているような気もするのですが、ま、いっか(^^;;)。


ルルシー・ファッションショー(7/28)

 前回、8話のメロウはカワイイ! と力説いたしましたが、この回はルルシーも特にカワイイ。彼女の衣装の中では、7、8話のピンクのワンピースが一番好きですね。色もきれいで、ルルシーによく似合ってる。露出は抑えめなんだけど、柔らかい生地(シフォンとかジョーゼットとか?)で身体の線を強調、襟ぐりの空きは、デコルテ(鎖骨)がきれいに見える程度……と思わせて、実はドレープ大きく取ってるから、上からしっかり胸元が覗けちゃう、上品セクシーなあたりが(笑)。肘下あたりの袖丈と、細いゴールドのブレスレットで、腕がすごくきれいに見えるし。赤いパンプスとの組み合わせもカワイイ。
 いかにも「営業用」って感じだった1話の黒ドレスや2話の赤ドレスと比べても、こっちの方がずっと似合ってる感があるので「やっぱりこの人、元はお嬢さんなんだなぁ」って納得しちゃいます。
 でも、作中で一番悲惨な目にあってるのは、このドレスなのよね(^^;;)。水(どう考えてもサビだのヘドロだのでかなり汚れてると思う)に落ちるは、PR液の揮発ガスおもいっきり浴びるは、とどめにATに握られるは(きっと、サビとオイルがベッタリ付いちゃう)……と、さんざんです。あのあと、きっと捨てられちゃったんだろうなぁ……もったいない 。

 前にもちょこっと書きましたが、ルルシーはあの時代('88〜'89年)、あの尺(全12話、1クール分)のアニメヒロインにしては、驚異的な衣装持ち……だと思われます。
 前半は、登場する回ごとに服装が違い(6話じゃ、楽屋の私服とステージ衣装とで2種類着てるし)、着たきりスズメになっちゃうラスト4話でも、「上着を脱ぐ」「髪型を変える」「スカートの縫い目を裂いてサイドスリットを作る」……等、バリエーションを出してますし。
 「ロボットモノのヒロイン」としては、同時代では(時期的には『メロウ』より5年ほど遡りますが)リン・ミンメイに匹敵するオシャレ度ではなかろうか(^^;;)。どちらも「非戦闘員(つまり「制服」がない)」かつ「職業・エンタ系(私服と営業用衣装がある)」と、服のバリエーションがあって当然、なきゃウソだろ、な属性ですし。とは言え、デザインして、作画して、の手間を考えれば、あの時代のTVシリーズでは実現はかなり面 倒そう。この辺り、 『メロウリンク』がTVシリーズじゃなくって、OVAなんだな〜って実感しますね。
 で、ルルシーの場合、衣装替え(マニキュアの色とか、メイクも衣装に合わせて少しずつ変えてる!)によって、キャラクターの雰囲気も変わるってのが、またスゴイなぁ……って、今更思ったり。「流しのカードディーラー、たまに旅芸人、実は貴族のお姫様」って、設定だけなら「何じゃそりゃ?(^^;;)」なキャラなんだけど、それぞれテイストの違う(でもどれもそれなりに似合ってる)衣装で「多面 性を持つキャラクター」ってのが説得力が出てるなぁ……と。
 衣装のデザインしてたのも、キャラデザの谷口さんだったのでしょうかね? アニメ的なキテレツ衣装ではなく、実際にありそうな服なのに、今観ても古くさく感じないスタイルって、実は結構スゴイことなのではなかろうか……。わたしゃファッションは思いっきり疎いから(ここ数年Tシャツとジーンズとジャージしか買ってないし)、結構いい加減なこと言ってるかもしれませんが(^^;;)。DVDのブックレットのインタビュー(内容は、94年のLDボックスからの再録)では、メロウのデザインにはツッコミ入ってたけど、ルルシーの服についちゃノータッチだし(ちっ、気の利かねぇ)。
 『メロウリンク』は女性ファンも多いそうですが、リアルタイムの頃の同人誌では、その辺指摘してた人はいたのかな……


マジヤバイ……(8/9)

 8月入ってから、冗談のように忙しいです(泣き)。先週は1日を除いて連日午前様&土曜出勤、今週も、月曜から連続日付変更ギリギリに帰宅……。家帰っても、疲れすぎてるせいか、直ぐには寝つけなくて、2時3時にならないと眠れない。…一方、気候のせいかママンがやたらと寝起きがよろしくて5時には起き出しちゃうもので、ここ一週間ばかり、平均睡眠時間3〜4時間の日々です(^^;;)。
 ああ、これが原稿のせいで寝不足だったらよかったのに……。一応、ザウルス君で通 勤途中になんとかちょっとずつ書いてはいるけれど、予定してたところまで話進めるのは結構キツイかも……

 あ、ちなみに、いつも校了直前までタイトル決まらないわたしにしては珍しく、今回は既にタイトル決まってます。

 『薄情なエリニュス 上』 コピー誌 24頁前後(予定)

 はい、すみません、今回1冊じゃ終わりませんm(__)m。元々、「結末(最終話直後)」までは書ききれないことは、7月中に判明していたのですが、このままだと当初予定してた「7話への繋ぎ」もアヤシイ(^^;;)。まぁ、上巻(6話〜7話間)、下巻(最終話直後)だと、書きたいことのボリュームのバランスが悪いので、上巻に入れるつもりだったエピソードを下巻に回してもよいのですが……それだと、上巻が本当に「前フリ」だけで終わってしまう(爆)。
 ああっ、もっと早くに書きだしてたら、上下巻合わせてオフセ本に出来るくらいのページ数なのに!! 全話見直す前の5月の時点では、20頁くらいのぬ る〜〜〜いエロパロ(「ぬるい」は、エロにもパロにも両方かかる)のつもりだったから、オフセなんて全然選択肢にいれてなかったよ〜〜〜(^^;;;)。
 仮にも初見時には「人生賭けて」惚れ込んだ作品なんだから、「ぬるい」話になんて出来るはずがなかったと、今更気づいたワタシって、バカ……。

 ちなみに、初期タイトル案は『やる気のないネメシス』という「やる気のねーのはてめーだ!」と突っ込まれそうなモノでした(^^;;)。
 今回、DVDで再見して驚いたことの一つが、メロウに対して「なんて情の濃ゆい子だろう……」って感じたことでした。初見時は、思いっきりメロウにシンクロしちゃってたから、メロウ(=当時の自分)のレベルの情念が「普通 」っつーか「当たり前」に思ってたんですよね。 それが、年を取って、'98〜'99当時の自分に対して「正気か?」って疑うくらい、イロイロ枯れてくると、メロウの濃さよりも、ルルシー姐さんの「まいっか」ってセリフに滲む「やる気のなさ」というか「淡泊さ」の方が眩しく思えたり(^^;;)。
 正直、今でもメロウにシンクロした頃の気持ちは生々しく残っているんだけど、不惑も近いお年頃ともなると、自分のそういう蠍座気質な感情に、自分で辟易したりして……(^^;;)。そうなると、「思い出のいっぱいある生まれ育ったお城」も、あっさりと人にあげちゃったり(しかも、相手はその城を丸ごとトラップにして使い捨てる気だってーのに)、憎い仇を追いつめながら、そいつを糾弾するのは(自分とは別 口で相手に恨みを持ってる)他人に譲って、自分は暢気にカード占いしてたり……っていう、ルルシーの「こだわりのなさ」に、今すごく憧れてます(笑)。


あとちょっと……(8/16)

 15日夕刻、本文脱稿。最後にもう一度校正かけて、(コピー用に面付した)版下作成。
 結局、表紙込み28ページになってしまいました。つまり、本文は24ページ。うち、扉と、参考資料&後書きに1ページずつ使って、小説本文は22ページ。なんつーか、久々に「書いたぞ〜〜」って感じがします。これでもかなり、ボツ出したり、「あ、これは下巻に回そう」とかで削ったんですけどね。
 明日…っつーか、今日の朝になってママンをデイサービスに送ったら、キンコーズに行くのさ。

 続けて、表紙作成。いつも、表紙だけはキンコーズのコピー機じゃなくって、自宅のレーザープリンタ使って作ってますので、正に一冊一冊手作り感覚です。今回、本文に煮詰まった時に表紙デザインを考える……ってな手順で前々から準備してたので、いつになく凝ったことやっちゃってます。使えるソフトはPageMakerオンリー、画像データは一切ナシ。プリンタはモノクロレーザーって環境のわりには、結構頑張ったものになっている……はず。
 表1表4は今夜中にプリント済みなので、一晩寝かせてから表2表3のプリントに入る予定。
 ただ、今回の表紙、製本段階で手間かかるんだよなぁ……本文ページ数もいつもより多いし…大丈夫かな。そだ。プラスチック糊を買っておかねば。

 あ、ちなみに、カップリングは「ルル×メロ」です。メロが受(笑)。
 今回、予定では「耳ちゅー」までしかしないつもりだったので(実際、予定通 りになりました)、自分でもどう転ぶかよくわからないまま始めてましたが、「ちゅーだけで腰砕け」ってのは、やっぱり「受」の属性かと(笑)。

 ……いかん、お人形のディスプレイプランがまったく手つかずだ!


久しぶりに充実……(8/18)

 一日遅くなりましたが、金曜にスペースに来てくださった方、ありがとうございました。
 今回は、ウチだけでなく、お友達のサークルさんも「久々に新刊出しました〜」ってところがいくつもあって、数年ぶり(!)に「朝の物々交換*」ができて、シアワセでした(*^^*)。お客様も「久しぶりにコミケ来たんです!」ってな感じの熱い方(女性客多し)が何名もいらして、久々に実に充実したコミケでございました。新刊の方も、おかげさまで、知り合い以外にも五冊ほど捌けましたし、もう打ち止めだろうと思った既刊を買っていって下さる方が何人もいらしたり……と、盛況でしたし。
 当初は、「盆休み明けの平日なんて、社会人は休み取りづらいだろうから、閑古鳥だろう…」なんて思ってたのですが、勤め人はともかく、主婦の方には逆にこの時期の方が家をあけやすいかもしれませんね。お隣のサークルさんともお話ししたのですが、何年コミケに参加してても、全体の人出や客の入りって読めないもんです……

 ……と、「本来の目的」の方で盛り上がってしまったので、今回お人形の方はかなり手抜き(^^;;)。一応、フィアナさんお一人と、ミクロマンメロウ(DVDのオマケじゃなくって、市販のバイク付の方)をお連れしたのですが、写真取り忘れた(^^;;)。
 というわけで、昨夏撮影したものの、整理や加工の時間がとれないまま放置していた写真をあらためてアップ。今年の夏コミのフィアナさんは、改めて写真取り直す予定……だけど、あくまでも予定(笑)。予定は未定(爆)。

*朝の物々交換:朝、設営時、同ジャンルのお友達サークルとご挨拶するとき、一緒に「これ今日の新刊です。よろしかったらもらってくださ〜い」と、新刊を交換し合う風習。必ずしも「必須」というわけではないが、『ボトムズ』のように参加メンバーが固定している「枯れた」ジャンルでは、サークル参加者が一番「自ジャンルの新刊」を読みたがっていたりするため、「物々交換」がいくつも成立すると、それだけで朝から満足度MAXになってしまうことも(^^;;)。


看板に偽りアリ(^^;;)(8/25)

 新作効果でしょうか、ここ2〜3ヶ月、ウチも検索でいらっしゃるご新規様が増えました。1日のユニークアクセス(少ない日は一桁、多くても20PV程度ですが)のうち、7割が検索経由という日も珍しくない。
 検索ワードは大抵「フィアナ」ないし「ボトムズ フィアナ」。このワードだと、おそろしいことに、GoogleでもYahoo!でも、うちがトップに来ちゃうんですね……。サイト開設当初(98年10月末)から2〜3年間(つまり前世紀のうちだな)なら、確かにかなり気合いれて更新してましたから、素直に喜べましたが、今となっては……ひたすら汗顔の至りでございます。
 「フィアナ」を求めてWebの海を彷徨う人が大勢いるという証拠を目の当たりにして、「フィアナって今でも愛されてるのね……」とシミジミする一方、「せっかく探し当てたのが、こんな休眠サイトでごめんなさいっっ!!」と、自責の念がどっかんと押し寄せてきたり(^^;;)。日記でも、お人形でも「フィアナ」の名が登場するような更新なんて、ここ数年、数えるほどしかしていないような気がする……。ここしばらくの更新内容は『メロウ』ネタばかりだし。

 というわけで「予定は未定」でバックれようとしていた(おい)フィアナさん@夏コミのお召し物写 真を急遽アップいたします。
 背景のiBookには、夏コミ会場最寄り駅で撮影した写真を広げました。ケータイで撮影したせいもあって、デキがイマみっつくらいなんで、日記に上げるのは自粛してたのですが、この際リサイクル利用してみようかと(^^;;)。
 この日のフィアナさんの衣装は、ミクロメロウ同伴ということもあって「営業中のルルシー姐さん風」(ホントは1話や2話のドレスと同じような服があればよかったんですけどね)を狙ってみたら ……どこから見ても、夜の女です。夜嬢です。女帝です。「のしあがっちゃるけん!」「ふざくんな!」です。
 上のテルーフィアナさんより、こういう方が似合うと、もう、悲しいくらいシミジミ思います。「やっぱ、(お人形の)フィアナちゃんはイケイケが似合うわ〜〜」と、夏コミ会場でも、ご近所サークルさんからも言われました(^^;;)。

 やっぱり、フィアナって…少なくともお人形のフィアナさんって、草原と太陽より、夜のネオンが似合う女だったのか……。

 近年のボトムズ関連製品ラッシュの中、かつてこれほどのドールを出してくれたタカラさんなのに、なぜかそっち方面 の展開がさっぱりなのは、この辺に理由があるのでしょうか?(^^;;) っつーか、単に「元・男の子向け」に絞ってるんだろうな。タカラもミクロマンシリーズとか、WAVEの1/12とか、こんどやまとからでるアクションフィギュア(めっちゃ美人! 買う!)とか、「男の子向け」(男性向け、というと別方向になるんで)では、気合いの入ったフィアナさん製品があるのに……。
 やまとの新製品と言えば、既発売のキリコ用の替えヘッド同梱とのことですが、この機会にキリコの方も再販してくれるのでしょうか? わたしゃ、キリコの方は買い損ねてたので、キリコの本体がないまま、首だけあっても困るのですが〜〜(^^;;)。まぁ、そのときはそのときで、『サロメ』ごっこでもしましょうか(笑)。せっかく、気品があってミステリアスな美人顔に作ってくださったようですし。

追記:
  リンク貼りついでに調べたら、キリコは再販されるそうです。
 んで、フィアナは「ウド戦仕様:スーツピンク、メットなしヘッド」「宇宙戦仕様:スーツ薄紫、メット付ヘッド」「with ブルーティッシュドッグ」と、3種出るそうな……お金、どうしよう……


1年ごしの宿題(8/29)

 もたもたしてる間に日付が変わってしまいましたが(^^;;)、28日付で、「フィアナ美術館」に、いただきもののイラストをアップいたしました。
 昨年9月にいただいたのに、丸1年近くお蔵入りしていたイラストですが、ようやく公開できました。
 こんなに時間がかかってしまったのは、思うに、イラストのフィアナさんの眼力に負けちゃって、お迎えする気力が整っていなかったせいかな……と。オタとして完全に休眠状態だったのは、昨年末からの半年間ですが、バイオリズムの低下は去年の秋の時点で既に始まっていたように思います。
 この夏は、ひさびさに新刊も出せたことですし(『メロウ』ですが)、ちょっとはフィアナさんに顔向けできるオタク(なんじゃそりゃ)に戻れたかな……というわけで、1年間棚上げしてたのがウソのように、サクッとアップできてしまいました。
 ただ、お人形ページは久しく更新してなかったから、あちこち手を入れなきゃならなくって、そっちの処理の方に時間がかかってしまった(^^;;)。
 先週末に引き続き、「フィアナfanサイト」として、看板を偽らない更新ができたかな……ということで、次の更新はそろそろまた『メロウ』ネタかな……


せぷてんば〜♪(9/10)

 ようやく涼しくなってきたと思ったら、9月に入った途端、オシゴトの嵐。ついでのホンモノの嵐もやってきて(首都圏直撃の夜は、ちょうどシゴトもピークだったので、翌朝電車が止まって出社できなくなったらイヤなので、カイシャにお泊まりしちゃいました)バタバタしてるうちに、もう3分の1が終わってしまいました(^^;;)。
 巷では新作の試写会もあったようですが、どうせ、1巻ごとに発売を待たされることになるんだから、別 に急いで観なくてもねぇ……と、世の中の流れにひっそりと背を向けております。

 それはさておき、8月の終わりに、コミケ知人の徒爾唯々様より、自作フィアナドールのお写真をいただきました!
 とりあえず、今週アニマックスで放映予定の「おさんどんフィアナ」のショットのみご紹介。

 先日、我が家のタカラのフィアナさんについて「太陽が似合わない…」と嘆いたばかりですが、描きようによっては、フィアナさんだって、ちゃ〜〜んとお日様とアウトドアが似合う娘さんになるではないですか!! 久〜〜しぶりに、絵心のある方が羨ましいと、心の底から思いました。
 今回ご使用のオビツヘッドは、タカラのフィアナさんに比べると、頬の辺りがふっくらしているせいか、瞳がキツめでも、全体に優しい感じになりますね。和服なんかも似合いそうだなぁ……
 冬コミでスペースがとれたら、是非ウチのフィアナさんと一緒にお写真撮りましょうね!


今頃夏バテ……?(9/17)

 カイシャにお泊まり&休日出勤するハメになったシゴトは、結局先週いっぱい続き、ヘロヘロな状態で3連休に入ったら、今まで放置してた家事とかママンのお世話とかがドカンと押し寄せてきて、あまり休めてません(^^;;)。
 うっかり観劇予定もいれちゃってたし……
 水面下では冬コミ原稿とか、メロウ関係の更新とか、ジワジワと進めはいるものの、どれも「3歩進んで2歩下がる」っつーか、日によっては5〜6歩後退してるので、一向に先が見えません(^^;;)。

 とりあえず、ずっと間違ってた上の写真の日付を 「'06年8月某日」→「'07年8月某日」にようやく修正。
 アニマックスの再放送も、来週でクメン編終わりですね……。本放送当時も、確か7月と共に始まり9月と共に終わっていたので、「クメン編終了」=「夏の終わり」という連想をする本放送世代の方も多いのではないでしょうか……。


暑さ寒さも彼岸まで(9/23)

 …なのか? 本当に??
 先週は、通勤途中に街路樹の下で今まさに満開&これから咲こうとしてる向日葵(ひまわり、です。念のため)見つけちゃったり、仕事中にふっと窓の外を見たら、まぎれもなく入道雲がもくもくしてたり……と、東京、横浜界隈では完全に夏に逆戻りしておりました(^^;;)。
 暑いのには閉口でしたが、洗濯物が早く乾くのはありがたかったり……折しも、ママンの具合がよろしくなくて、いつもより洗濯物の量が増えていたし。

 世間じゃ今週末も3連休ですが、ウチの職場は悲しいことに、土曜も月曜も出勤日です(涙)。幸い、シゴト量はそこまで頑張らなくてもよさそうだったので、土曜は「有休」とってお休みしちゃってましたが……(とほほ)。
 一応、部屋を片づけようとか、買ったきりのDVDを少し消化しようとか、できれば更新作業しようとか、イロイロ考えていたのですが、疲れが溜まっていたようで、洗濯物を片づけただけで午後中眠りこけてしまった……
 夜は夜で、堀北真希ちゃんとハラショーセンセイのアホドラマ最初から最後までしっかり観ちゃうし〜〜〜(面 白かったけど(^^;;))。

 そんなわけで、グダグダの休日ですが、上のフィアナさん写真だけでも変えてみる。
 徒爾唯々様からのいただきものお写真その2です。屋外撮影ならではの光線と髪のなびき具合が最高です(*^^*)。

 さて、これからカット&白髪染め(とほほ…)に行ってきま〜す。

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