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 「春は花 夏ホトトギス 秋は月 冬雪冴えて涼しかりけり」    「道元」

 川端康成はノーベル文学賞受賞のとき、日本外国特派員協会での記者会見で、世界の
 プレスを前に「日本文化の神髄はこの歌にある」ことを紹介し「こ の世界を失わないことが、
 日本に生きている本当の意味だ」と語りかけた。        

 

十三夜

 嫁入りした娘が夫の横暴に耐えかね、子供を残したまま実へ帰ってくる。ちょうど十三夜である。それとなく察した母親は「旧弊なれど、お月見の真似ごとで団子を作った。今夜来てくれてうれしい。 昔のおまえになって食べておくれ」とねぎらう。 樋口一葉の短編「十三夜」の冒頭である。離婚を決意し、いわば人生修羅場にいる女性の心を、十三夜という古い習慣と家族の温かさがしばしほぐしてくれる。
  物語はこの後二転三転するのだが、文字通り「緊張の緩和」を感じさせる名場面である。 十三夜とは旧暦の9月13日の夜のことだ。8月15日の「十五夜」と対で、この夜も月見をしないと片月見」で不吉だということにもなっていた。

 

喜怒哀楽 

喜怒哀楽の表出は人間の存在とは切り離せない。感情を無くした状態は「冷酷無比」といったマイナス・イメージを合意するのが普通だ。
しかし、感情に左右されて判断を誤ることがあるのも事実だ。特に感情だけの、或いは感情の過剰な流出は物事の核心を見失わせるこ
とが多い。
第一思念:感情・伝統・習慣
第二思念:理性(教育と訓練の結果から生まれる反省的、批判的なもの)

精神貴族

精神貴族とは、自分が他人より優れていると考える人ではなく、自分を超えたものを感じとる力があり、それに畏敬の念を覚える事が出来る人のことである。自分の現状に満足を覚えるのではなく、絶えず自分という人間を超克することを願う人である。

プラシーボ効果

 プラシーボ(Placebo)の語源はラテン語の「I shallplease」(私は喜ばせるでしょう)に由来しているそうです。プラシーボ効果がどうして起こ
るかについては、次のように考えられています。
1)暗示効果 
2)条件付け 
3)自然治癒力 
4)その他プラシーボによる鎮痛効果 
 1954年には、薬理学的に効果のない薬を鎮痛剤として与えると30%の人に鎮痛効果が認められることは報告されているそうです。特
に痛みという症状は心理的な影響を受けやすく、不安や孤独などにより増幅される可能性があります。たとえ薬理学的に効果のない薬で
あっても、飲む側が「これで良くなる」という安心感を持つことにより、痛みが緩和されるわけです。民間療法や健康食品の広告で見られる
「…が治った」という実例は多分プラシーボ効果による可能性があります。
 一般にプラシーボ効果で良くなるのはだいたい30%にのぼるといわれています。症状によっては、それ以上の割合で効果のみらること
があります。巷にあふれる大部分の健康食品や民間療法では、本来の効果とプラシーボ効果をごちゃ混ぜにして、あたかも効果のあるよう
に見せかけている広告が多いようです。子供の頃、おばあさん「おまじない」で痛みが和らいだ経験があります。

人は何故泣くのか

 「人は何故泣くのか」動物は泣かない?。人に近い人類猿も泣きこそすれ、涙を流しては泣かないという。米国の科学専門記者、チップ・ウォルター氏は、「この6つのおかげで人は進化した」(早川書房)で泣く行為を次のように解説する。いわく、「目を潤す涙と悲しくて出る涙は成分が違う「悲しいと蛋白質やホルモンが増える」「悲しい気分を生む過剰なホルモンを体外に出してすっきりしようと泣く」いや「涙を流すと脳内に神経伝達物質が分泌される」「興奮から静かに戻るため、鎮痛作用のあるこの物質を取り込もうと泣く」いやいや「涙の無い顔を見ると、人は“ウソ泣き”の疑念を持つ」そこで「この感情は本物」と仲間に伝えるためにわざわざ涙を出す。…云々。

サムシング・グレート

 食事の前に唱える「いただきまーす」は動植物の命をいただくことへの感謝と、すべての命を生み育てている大自然の偉大なる働き
「サムシング・グレート」への感謝の気持ちが込められている。人間の食事は動物や植物から成り立っている。動植物を作っているのは太
陽・水・空気・地球の大自然の偉大な働きである。

日本の四季<童謡メドレー>
 

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ふるさと
春の小川
おぼろ月夜
鯉のぼり
茶摘み
夏は来ぬ
われは海の子
里の秋
冬景色
ふるさと 

大正3年
大正元年
大正3年
大正2年
明治45年
明治34年
明治43年
明治20年
大正2年
大正3年

作者不詳
作者不詳
作者不詳
作詩不詳 作曲/弘田瀧太郎
作者不詳
作詩/佐々木信綱 作曲/小山作之助
作者不詳
作詩/斉藤信夫 作曲/海沼 実
作者不詳
作者不詳

1番








〃 

うさぎおいし かの山〜
春の小川は さらさらいくよ〜
菜の花畠に 入日薄れ〜
甍(いらか)の波と 雲の波〜
夏の近づく 八十八夜〜
卯の花の 匂う垣根に〜
われは海の子 白波の〜
しずかなしずかな 里の秋
狭霧消ゆる 湊江の〜
いかにいます ちちはは〜

 
 
 

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