DISCOCOLLABOHOME

 
 

 ≦プロ作詞家を目指して≧ 

 作詞家になりたい」「プロの作詞家になって人生を歩もう」「好きな歌手に自分の詩をうたってもらいたい」そう思って胸にバラ色の夢を描いている人は沢山います。しかし簡単に詩は書けるでしょうか。
何篇か書けたからと言ってプロの作詞家として通用するわけではありません。利益に結び付く作品ができない限りプロの作詞にはなれないのです。
 趣味としてならともかく現実に直面する職業になるためには、あなあの書いた作品から収益が得られなくてはなりません。それではプロの作詞家になるためにはどのような勉強をすればよいのでしょうか。

Message from Wakamatsu 

 良い作品は言葉と旋律が溶け合い、語彙、語感が蘇生され心に響きます。全国には「歌謡同人誌」や「作詞教室」など数多くあります。しかしその殆どは主に作詞家が添削しているのが現状です。また、同人誌に掲載された作品の中でも付曲されてメジャー発表に至る作品は過去には沢山ありましたが現在ではごく僅かです。
 本講座では作詞家が添削するという慣例を破り、作曲家の見地からあなたの詩を添削いたします。歌謡詩は付曲され編曲(オーケストレーション) され、歌われてはじめて1つの作品になります。本講座では利益につながる作品はどのように作ればよいのか、そのノウハウを一緒に考えて行きます。

歌創りの基本

 1つの作品を書き上げようと机に向かって「書いては消し」の作業を繰り返しながら1番は簡単に書けたのに2番、3番になると書けなくなって頭を抱えて「ああ頭が痛い!」という人が多いのでなないでしょうか。それなのに他の人の書いた作品を見て「こんなもの俺ならすぐに書ける」などという人がいます。
しかし、いざ白紙の原稿用紙に向かって詩を書きあげるとなると、それはそんな簡単なものではありません。発想(プロット)は自由ですが、嬉しさ、悲しさ、切なさなど書き表すためには、こうしなければならないという約束事があります。
 原稿用紙の書き方、誤字や当て字、形式を整える起承転結、構成、字足の揃え方、使ってはいけない言葉や表現、メロディーに乗らない言葉などいろいろな問題が出てきます。こうした基本から作品が完成するまでの手法を学んで行きます。

お申込みの方法

生原稿用紙を使う
最近よく見られるワープロ原稿です。確かに読みやすいのですが、その人の雰囲気、味わい、個性が伝わってこないのです。字の上手下手はもんだいではなく、作者の味わいや心が伝わってくることが大切なのです。やはり人に見せる応募作品など提出する時には、生原稿で書くことをお薦めいたします。

作品には必ず題名(タイトル)をつける
タイトルは詩の顔です。作品の良し悪しは題名で決まるといっても良いくらい大切です。応募作品などは特に題名のイメージが悪いと、次の本文まで読まれない場合があるくらいです。
読みにくい漢字や固有名詞には仮名(ルビ)をふる
 地名など自分では読めても他の人には読めないような字には必ず仮名をふって下さい。

添削期間
送られてきた原稿は添削(文字を削ったり加えたり)され、寸評、総評などを加えて、2〜3週間くらいで郵送致します。
添削料
一遍につき3.500円(一回2編まで可)

現金書留封筒に原稿と添削量を添ええ下記に郵送ください。
ジャンル(歌謡曲・演歌・J-POP)
原稿送付先
 
〒145-0074 東京都大田区南雪谷4-3-3 若松音楽事務所(歌謡通信講座係)
 TEL03(6421)9631  FAX03(6421)9641 
 mail

添削参考作品

      ぼくの古里郡山 〔元稿〕

     古里みちのく郡山 〔添削稿〕

 

     市内いっぱいに 昔の風情が広がって
    あちらこちらの 名残りの跡に
    時代の流れ 生きずくように
    情緒彩どる 三春桜は春を呼ぶ
    ぼくの古里 ぼくの古里「郡山」

    大空いっぱいに 茜色に染まる夕焼けの
    母と歩いた 畦道小道
    瞼に浮かぶ 湖畔の景勝
    四季彩どる 猪苗代湖に細波が立つ
    ぼくの古里 ぼくの古里「郡山」

    山河いっぱいに 織りなす薫り佇まい
    現在も昔も 変わらぬままの
    四季の景勝 想い出誘い
    風情彩どる 磐梯山に山風が舞う
    ぼくの古里 ぼくの古里「郡山」

 

      こころ織りなす 歌の里
    まちいっぱいに 広がって
    明日につなごう 人の輪を
    四季を彩る ハナカツミ
    古里みちのく 郡山

    昔語りの 奥州路
    疎水流れる 肥沃の地
    渡る郭公 こだまして
    猪苗代湖に 漣(なみ)が立つ
    古里みちのく 郡山

    安達太良山に 雪映えて
    想い出誘う 愛の詩
    阿武隈川の 水清く
    人情(こころ)豊かなうつくしま
    古里みちのく 郡山

 

※注:郡山市は音楽都市を宣言している
    ハナカツミは郡山市の市花  郭公は市鳥
    疎水は明治時代に引いた安積疎水
    奥州路は現在の国道4号線


Forever Yours〔元稿〕  〔添削稿〕

    言葉にできるなら 素直になれるのに
    涙のわけも 笑顔のイミも 鍵をかけていたよ
    こごえた耳たぶを そっと包んでくれる
    あなたの両手 温もりで 心の扉あいた
    あなたの頬に 近づきたくて ちょっぴり無理して
    背伸びした 私だけの虹の笑顔
    永遠はここにあるよ 同じ空を観てゆくは
    My Love yes True my love
    この想いだけ あなたの瞳に 映り続けますように


      悲しくなるくらい「好き」なあふれたとき
      寝息を立てるあなたの頬に チュッとキッスしたよ
      心重ね 夜空を見上げる
      雲に隠れた青い星たち そのかわらない光をくれた
      永遠はここにあるよ 同じ空を観てゆくわ
    My Love yes True my love
    この瞬間さえ二人の胸に 刻まれますように
    いとしき横顔の まつげが見つめる先に
    来年もその先も あの星空は輝くかしら?

    永遠にめぐってくよ 二人離れることない
    次の世界ですれ違っても あなたとすぐ分かる
    いつまでも変わらないよ 永遠はここにUm〜あるよ
    Your Smile So Shiny your Smile
    そのまなざしも ずっとずっと 変わらずいてね
    “My Sweetness”

       やり切れぬ思いを 言葉にできるなら
     涙のわけも怖くないほど 素直になれるのに
     たおやかな心で 胸の扉ひらけば
     望遠レンズ覗くよに 笑顔が浮かんでくる
    ☆永遠な愛 あなたの顔にシルクの吐息
     せつなさが シャワーのように降り注ぐ
     熱い想いつらぬいて 溶けだした夢の世界
     My Love yes True my love
     愁いを秘めたあなたの瞳は 心癒すアオワシス

     泣きたくなるくらい 思いがあふれ出て
     寝息を立てるあなたの頬に 口づけをしてみる
     じれったくなるほど 熱い視線をおくり
     やるせない心抑えて 夜のしじまに戻る
     永遠な愛 邪魔な思いを静かに閉じて
     見る夢は サファイヤ・ブルーに輝いて
     蒼い星空の下で 歌うのはラビアン・ローズ
     My Love yes True my love
     愁いを秘めたあなたの瞳は 心を癒すオアシス

         ☆繰り返し

     永遠な愛 あなたの瞳にシルクの吐息
     せつなさがシャワーのように降り注ぐ
     熱い想いつらぬいて 溶けだした夢の世界
     My Love yes True my love
     愁いを秘めたあなたの瞳は 心を癒すオアシス
     our Smile So Shiny your Smile
     “My Sweetness”


     東京大田区蒲田踊り〔元稿〕    蒲田踊り 〔添削稿〕

     むかし馬込に 道灌さまが
    江戸を作ると 云ったけど
    谷坂多くて やめました

    羽田沖には 白帆が見えて
    海苔干す人も 見えたという
    出入りの翼 迎える空港

    ここは都の 玄関口よ
    富士山見えた 夜景もきれい
    梅にうぐいす サクラもきれい

    子供も元気 大人も元気
    みんなが集う 大田区蒲田
    梅ちゃん先生 今日も元気
    梅ちゃん先生 明日も元気

    花が咲いたよ 屋敷の杜に
   梅にうぐいす 花盛り
   浴衣触れれば こころも触れる
   踊る手と手も 弾む町
   ソーレシャシャンと 手拍子揃え
   蒲田踊りで 蒲田踊りで ひと踊り

   昔語りの キネマの町は
   こころ文化の 夢舞台
   越えて呑川 西から東
   花の笑顔が 揃います
   サァ―サ輪になって 手拍子揃え
   蒲田踊りで 蒲田踊りで ひと踊り

   響く太鼓に 手拍子合わせ
   こころ触れれば 福が来る
   あの娘見とれる 見て惚れ直す
   いなせ男の 振りの良さ
   ソーレシャシャンと 手拍子揃え
   蒲田踊りで 蒲田踊りで ひと踊り


     富士のお山を 遥かに眺め
    ビルの林に 歌が涌く
    誘い誘われ 笑顔が揃う 
    祭り広場は 夢広場
    ソーレシャシャンと 手拍子揃え
    蒲田踊りで蒲田踊りで ひと踊り

 

※注:屋敷は梅屋敷神社  キネマの町は松竹蒲田撮影所
    現在のアプリコは松竹蒲田撮影所の跡
    西から東は西蒲田と東蒲田

 
 

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