バラの花を求めて(1)

向ヶ丘遊園
ばら苑
向ヶ丘遊園の”ばら苑”は昭和33年5月以来人々に親しまれてきましたが、平成14年3月31日の向ヶ丘遊園の閉園と共に姿を消すことになりました。ばら苑ではシーズン中には約1000種2万株のばらが咲き誇っていましたが、本年をもって見納めとなってしまいました。(平成13年11月5日)

向ヶ丘遊園ばら苑全景
ばら苑01 ばら苑02
ばら苑03 ばら苑04

神代植物公園
(バラ園)
 神代植物公園には四季折々に咲く木々や草花が植えられています。その中で「バラ園」は1960年にロスアンゼルス市長から日米親善の目的で贈られた80品種のバラをもとに造られたもので、現在は各国の約275品種6000本が植えられています。品種の多いことから花の色は赤、白、黄色、ピンク、薄紫色など賑やかな色合いを呈していました。今年は長雨や台風が続いていますが、訪れた日はたまたま晴天に恵まれ、多数の人で賑わっていました。(平成16年10月17日)
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谷津バラ園
 旧谷津バラ園は昭和32年に谷津遊園の一施設として開園し、東洋一のバラ園として誇っていました。しかし、京葉道路の開通に伴い昭和40年に現在位置に移転いたしました。
 また、同バラ園は昭和57年12月に谷津遊園の閉園とともに一旦閉鎖されましたが、住宅都市整備公団の団地建設に伴って、昭和63年5月に習志野市の都市公園として復活しました。
 谷津バラ園は中央に噴水を配し、また要所要所に塑像を配した、ややこじんまりとして落ち着いたバラ園です。苗木の割に花数が少なく、少し時期を失したのではないかと思い尋ねたところ、今年は天候不順のため開花が芳しくなかったようです。来園者もまばらでしたので、のんびりと観賞することが出来ました。(平成17年11月2日)
谷津バラ園01
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谷津バラ園08 谷津バラ園09 谷津バラ園10

京成バラ園

 京成バラ園は古くは昭和34年(1959)に世界に誇れるバラを作り出し、また日本にバラの文化を広める思いで造られた「京成バラ園芸」から出発しています。そして現在のローズガーデンを中心とした型式になったのは平成11年(1999)です。
 園内には自社が作出したバラを始め、世界のバラ700種7000本が植えられており、色とりどりのバラを見ることができます。植え込みを眺めるのもよく、また一輪一輪命名された名前と照らし合わせて、色や形の違いをゆっくり眺めるのも楽しいものです。風もなく穏やかな日差しの中、ゆっくりと観賞することができました。(平成18年10月18日)
京成バラ園01
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京成バラ園08 京成バラ園09
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旧古河庭園

 旧古河庭園は武蔵野台地の斜面を利用し、小高い北側に洋館を建て、その斜面に洋風庭園、そして低地には日本庭園と和洋二つの庭園を拝した特徴ある庭園です。

 その洋風庭園は現在は手入れの行き届いたバラが植えられバラ園となっています。バラは一本一本丁寧に植えられており、種類も豊富です。各バラの木には名札が付いています。新種は色、形の変化によって産まれるのでしょうが、各バラにはそれぞれ名称が付いていますが、花と名称を見比べながら、新種が誕生した際、どのような想いで命名したのだろうかと考えさせられます。各国の花と名称を並べてみましたので御覧下さい。(平成21年11月5日)
 
春 芳(日本) 丹 頂(日本)
インカ(ドイツ) ハーモニー(ドイツ)
キャロリー ヌ ドゥ モナコ 白 鳥(日本)
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