桜の花を求めて(4)


新宿御苑
 今年の春の気候は異常で、3月23日に早々と開花宣言が出ました。しかし、気温20度を越える日もありましたが、寒さと風で花見気分になれる日は殆どなく過ぎました。お陰で例年なら一週間で満開を迎える櫻も、二週間経っても持ちこたえ呉れたので、やっと花見気分になれて、新宿御苑に出掛けてきました。

 新宿御苑の櫻は約65種1300本と種類が多く、時期をずらして咲いていくのが特徴ですが、八重桜を除いて殆どの櫻が満開でした。一本の木からピンクと赤の花が咲いている樹を見つけましたが、櫻ではなくゲンペイモモ(バラ科モモ属)と書かれていました。場所柄か外国人特に中国系の観光客の多いのも特徴的でした。(平成22年4月9日)
 
ゲンペイモモ(バラ科モモ属)

東 山 湖
 本当に今年の気候は変で日毎の温度差が10度を超えるのが当たり前になってきています。昨日からの雨も上がり、また気温も上がった13日箱根仙石原から乙女峠を越えて、138号線を車窓より沿道にまだ咲く満開の櫻を眺めながら、御殿場に向って下ってきました。山を下り終え、東名高速御殿場インター入口の信号3つ程の手前右手に池があり、その周辺に櫻が咲いているのを発見しました。インター手前でUターンし、車を止めてしまいった所が東山湖です。

 東山湖は寛文7年(1667)に小田原城主稲葉美濃守の許可を得て大阪屋長右衛門が築堤した灌漑用溜め池です。周囲約1kmでこの用水の受益面積は約46haです。現在も灌漑用水として利用されていますが、湖の中央に浮き桟橋もあるルアー及びフライ専用の釣り場となっています。湖の堤防を囲んで櫻の木が植えられており、思わぬ花見をすることができました。(平成22年4月13日)


松田河津櫻
 テレビにしばしば登場する「松田桜祭り」を訪れてきました。JR松田駅南側を流れる酒匂川の臨時駐車場に車を止め、10分程歩いてJR松田駅に戻り、バス停横の路地を入ると、少し急な坂を上り、5分程歩いて東名高速道路を潜り抜けます。T字路を左折して、300mほど歩くと、「さくら祭り」入口となります。櫻は可成り急斜面に植えられており、櫻の木の下に、左右に折れ曲がりながら設けられた階段があります。櫻の観賞はこの道を歩きながらするので、櫻の木の下で「チョット花見酒」と言う訳にはいきません。櫻を観賞しながら、ゆっくり歩いて30分程で、頂上のハーブガーデン前に出ます。桜は峠を過ぎ、少し散り始めていましたが、十分満喫することが出来ました。(平成23年3月3日)


猿江恩賜公園
 猿江恩賜公園は1733年に江戸幕府公認の貯木場として開かれ、明治には政府御用達の貯木場として使用されてきましたが、現在は木場も移転し、公園として利用されています。ゆったりとした芝生の広場を囲うように桜の木が植えられており、のんびりとした憩いの場となっているようです。またほぼ満開の桜の木越しにスカイツリーを見ることができました。(平成23年4月7日)


南 馬 込
 馬込は明治の末期から昭和の初期に掛けて多くの文士が住み着いた場所として知られており、現在は文士村として多くの人が散策に訪れています。南馬込の桜並木は池上本門寺の北東、文士村としては最南端に位置する龍子記念館に程近い、直線道路に沿って約400mの間に約100本程の櫻並木が植えられています。交通の便が余り良くなく知る人ぞ知る桜並木で、露天も出て、近在の人々による宴も行われていました。カメラを構えていると、突然、「映せ」とばかり、ハトが目の前の枝に飛び込んできたのが、印象的でした。(平成24年4月7日)
目の前に飛び込んできた鳩

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