三浦海岸の河津桜を観に行ってきました。京急三浦海岸駅前より高架線の右側の車道を250m程進むと車道は高架橋をくぐり抜け線路の左側に移動し坂道を上り始めます。この坂道の左側の歩道を400m程進むと道は平らになり出し、歩道が道の右側に移動します。
櫻はここを起点として線路沿い約500m程に植えられており、歩道は櫻の木の下を散策しがら通れるようになっています。この桜並木を200m程進むと右側の防護網越しに大沼が眼下に見えてきました。そして前方200m程離れた大沼の端にある最終目的地とする小松ヶ池の桜並木が見えてきました。
線路に沿った桜並木は右方向への3差路で終了しますが、右折し京急のトンネルの上を越えた車道の右側大沼沿いにも桜並木と歩道が続いています。70m程進むと小松ヶ池へ行くための階段があります。急な階段を10m程降りると沼地となり、沼の上に作られた曲がりくねった歩道を300m程歩いて最終目的の小松ヶ池に到着しました。
池と言っても3方は台地に囲まれ幅100m程の低地部分を堰き止めし盛り土したことによって水面が現れた部分を「小松ヶ池」と言っているようです。この土手の部分は幅10m程で池に沿って櫻が植えられており、通路を挟んで大沼に関する大きな石碑と数軒の店小屋があるのみです。また道はここが行き止まりですので来た道を帰るしかありません。
一般に花見と言えば花の下で飲食できる場所を想定します。しかしここは少し違っていました。一本ずつ並んだ桜並木を鑑賞しながら(休憩するベンチも内ので)最終目的の小松ヶ池まで約1kmをひたすら歩き続ける。ここでもゆっくり櫻を観賞しながら休憩する場所がなく、また行き止まりなので来た道を桜並木を逆方向から眺めながら帰ってくると言う全く健康的な花見でした。(R5.3.5)
|