戦後区画整理で出来た国道3号線の一区画として約500mの文京区にある坂道で旧松平播磨守のお屋敷があったことから、“播磨坂”と命名されたそうです。坂道の両側及び分離帯部に緑道があり、昭和35年に坂の補修の際に、150本の櫻の木が植えられたのが始まりで、その後地元住民の手によって育てられ現在に至っているようです。
今年はコロナウイルス問題で花見は控えろということになっていますが、都知事の「週末の外出を控えるように。」との声明がでる寸前に訪れてきました。花見客は地元の人が中心でまばらでした。櫻は丁度満開を迎えており、また所々に古い木も残っていて歴史を感じることもでき、楽しむことが出来ました。国道3号線は計画から60年を経過した現在も完成して居らず、都心のど真ん中であるにも拘わらず「駐車可」の看板もあり、多数の車が駐車していたのも異様な光景でした。(令和2年3月26日)
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