草花を求めて(2)


神代植物公園
(萩とパンパスグラス)

都立神代植物公園は四季折々に花と緑を楽しむことができます。9月は余り華やかさはありませんが、秋の訪れを知らせる“萩”が咲き誇り、その蜜を求めて蝶が飛び回っているのが印象的でした。また芝生の広場中央には大きな穂を青空に突きつけているアルゼンチン産のパンパスグラスが見事でした。(平成14年9月20日)
神代植物公園:萩01 神代植物公園:萩02
神代植物公園:萩03 神代植物公園:萩04
パンパスグラス01 パンパスグラス02
パンパスグラス

巾着田”きんちゃくだ”
(曼珠沙華:彼岸花)

巾着田は埼玉県南西部の日高市に位置し、高麗川が馬蹄形に蛇行している場所(面積:約17ヘクタール)で、近くの日和田山より眺めると丁度「巾着」のように見えることからこの名が付いたようです。従来、ここは水田でしたが、現在は大半が休耕田となっており、市民の憩いの場として着々と整備されている場所の一つです。
川岸の林の中は正しく曼珠沙華の赤い絨毯が敷き詰められていました。幼少の頃、疎開先の田舎で小川の岸や田圃の畦道に一列に並んでている曼珠沙華を棒きれで切り倒しながら歩いた思い出がありますが、ここの花の数は百万本と言われており正しく壮観の一語につきます。散策していると真っ赤な花の中に数本の白い曼珠沙華が「紅一点ならぬ、白一点」として咲いていたのが印象的でした。
広い駐車場があり、一見車で出掛けるのが便利のように見えますが、15号線の混雑と帰途、駐車場を出てから15号線に出るまで約1キロ程駐車場の周りを一列に並んでノロノロと一周しないと出られません。可成りの時間的余裕が必要でした。(平成16年9月15日
巾着田:彼岸花01 巾着田:彼岸花02
巾着田:彼岸花03 巾着田:彼岸花04
巾着田:彼岸花05 巾着田:彼岸花06
巾着田:彼岸花07 巾着田:彼岸花08

マザー牧場(菜の花)

 マザー牧場には四季折々の草花が植えられていますが、特に菜の花は400万本と関東最大の規模です。牧場内の一部山の斜面を菜の花が黄色に埋め尽くしていました。場所としては少々山の中に入り込みますが、アクアラインを利用すると(少々通行料が高いのが欠点ですが)、車の渋滞もなくスイスイと走れますので、手軽に自然を満喫することが出来ました。(平成17年3月30日)
マザー牧場:菜の花01
マザー牧場:菜の花02 マザー牧場:菜の花03
マザー牧場:菜の花04 マザー牧場:菜の花05
マザー牧場:菜の花06 マザー牧場:菜の花07

昭和記念公園
(ポピー)

昭和記念公園の花畑には晩春は「ポピー」が、秋には「コスモス」が植えられています。花の見頃の時期とこちらの訪れる時期と合わせることは難しく、もう1週間前であればと悔いられました。最盛期には花と花が折り重なり合って咲いていたと思われますが、現在は花と花との間の隙間が見られました。それでも遠目には広い畑が赤く埋め尽くされていました。(平成17年6月10日)
昭和記念公園:ポピー01 昭和記念公園:ポピー02
昭和記念公園:ポピー03 昭和記念公園:ポピー04
昭和記念公園:ポピー05
昭和記念公園:ポピー06 昭和記念公園:ポピー07

箱根仙石原
(すすき草原)

箱根仙石原のすすき草原は台ケ岳の裾に広がっています。草原は車で通りすがりに見たことはありますが、草原の中を歩いてみたのは今回が初めてです。
 草原の中には歩道が造られていて、背丈を超えるすすきの中を散策することが出来ます。訪れた時は穂が出揃って間がないと見え、若々しい穂が、時々強風に煽られて、白く大きく波打っているのが印象的でした。(平成17年9月14日)
仙石原:すすき01
仙石原:すすき02 仙石原:すすき03
仙石原:すすき04 仙石原:すすき05
仙石原:すすき06 仙石原:すすき07

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