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クライス空白の時間 Vol.3

作:マサシリョウさん


プロローグ : 前口上

マサシ「ふっふっふ・・・そうか、そういう事だったのか・・・」
クライス「・・・どうしたんですか? 気持ち悪いですねぇ。」

前回、クライスの不自然な言動と行動を指摘したマサシリョウ。
それで何かをつかんだらしく、さっきからにやにやしている。

マサシ「・・・いや、だめだ。まだ最後のピースが足りない。あれがないと・・・まあいいや。本来の目的を果たさなければ。」
クライス「本来の目的?」
マサシ「ええ、この事件の顛末を聞く事です。」
クライス「・・・自分で話の腰を折っておいて、よくそんな勝手がいえますね。」
マサシ「いや、すんません、このとおり謝りますから。」
クライス「まぁいいでしょう。ほら。」

クライスが数ページに渡る原稿を渡す。

マサシ「・・・これは?」
クライス○にという小説家が書いた事件の全貌です。
大体はあっていますよ。
まぁこれは、ルーウェンさんの観点から見た小説ですが。」
マサシ「・・・こっ、ここに来てこんな反則ありですか?」
クライス「あなたに話して聞かせるのは、もううんざりです。」

マサシは仕方なしに目を通す。

マサシ・・・っ!!こっこれは!!よし、これで謎は解けたぞっ!!
クライス「そんな事言わなくとも、すでに判っていたでしょうに・・・」
マサシ「ふふふ・・・皆さん、お待たせ致しました。マサシリョウのへっぽこ推理。
プレ・プロローグではワイマール嬢犯人説を打ち立て、見事みなさんの笑いを取りましたが、
なんと今回は、クライス氏が疑われます!!!!
クライス「えっ、何ですって?」
マサシ「だってそうでしょう? 彼の行動、そしてその言動。
不自然な所があると思いませんか?
・・・もちろんみなさんも気づいていると思うんですが・・・
これから、僕なりにその答を考えてみようとおもいます。
果たしてそれに、みなさんはどんな答を返すのでしょうか?
妄想小説 クライス空白の時間
どうぞお楽しみ下さい・・・」


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