《有難い 気を許しての 止まり木に》
家庭の窓
毎年恒例のことですが,今年もたくさんのスズメがガラス戸のすぐ側にある海棠の木にやってきます。朝昼夕方に枝に羽根を休め,側の田んぼに舞い降りて食事をしています。レースのカーテンの向こうで,スズメが待っている様子を,何となく今日はもう来ているかなと眺める日日です。青空を背景に網戸越しの写真は,スズメを丸っこい黒の塊と映し出しています。
時折,白い猫が姿を見せますが,スズメの来訪を待ち伏せているのかもしれないと,追い払っています。スズメたちはそんなことは知らないでしょう。
(2020年01月12日:No.1033)