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今年,これまでに社会を震わせた少年犯罪は「またか」という頻度を超えています。
2月17日に福岡市近郊で
中2(14)と中1(13)の兄弟から「食事を作ってくれない」と殺された母親(49)
2月25日に芦屋町で
中2男子(14)から「笑った」とサバイバルナイフで刺殺された中1男子(13)
5月1日に愛知県豊川市で
高3男子(17)から「人を殺す経験をしたかった」と包丁でめった差しにされ失血死した主婦(65)
5月3日に乗っ取られた西鉄高速バス車内で
佐賀市の少年(17)から見せしめに包丁で刺殺された人質の女性(68)
5月24日に鹿児島県姶良町で
アルバイト少年(16)から作業のやり方を注意したばかりに刺殺された総菜店店長(33)
6月9日に那覇市で
高2男子(17)と無職少年(15)から暴行により殺害された少年(16)
6月21日に岡山県で
高3男子(17)から後輩への金属バット傷害の責めを避けさせるために撲殺された母親(42)
7月31日に山口市で
新聞配達少年(16)から「借金をめぐる口論」のすえ金属バットで撲殺された母親(50)
8月14日に大分県野津町で
高1少年(15)から「のぞきのぬれぎぬ」晴らしにナイフで刺殺された女性二人(66,41)と少年(13)
被害者の方々のご冥福をお祈りするばかりです。ほとんどが西日本で起こっている事件であるということも気になります。何かが起こっているといった不気味な予感が迫ってきます。過ちを繰り返さないことが亡くなった方々への追悼になりますが,さしあたってどこから手をつけたらよいのか迷います。
加害者を育てることがないと意図した子育てをしなければなりません。弱いものに手を挙げる卑怯さは,男による男のための男の育てをしてこなかったせいです。その反省からはじめるべきでしょう。
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