《楽しみは 情報整理 どうなるの》

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 あれこれの業務を抱え込むと,業務別に整理するファイルの数が増えてしようがありません。年度を重ねると倍になります。年度当初は少ないので薄いバインダーを使っていると,年度途中から厚いものに換えなくてはなりません。はじめから厚いものにすればいいと思いますが,ガラガラになるので扱いにくくなります。さらに,古い書類などは用済みとして処分すればいいのでしょうが,年次経過を勘案したい場合には,古いファイルを参照する必要が出てきます。手元に揃えておくのが便利なので,ついつい棚に並べようとします。しかし,家宅の構造が事務所風ではないので,どうにも場違いな様相を呈してきます。困ったものです。
 最近は年次変化を見るために必要なものだけを抜き出して,アイテム毎にファイルし直しています。それ以外のものは箱詰めにして倉庫行きですが,手狭になってきたのでどうにかしなければと気になっています。かつて数年間眠っているので用済みになったと判断して処分した文書類が,数日して人に求められて必要になったことがあり,後悔したことがありました。滅多にないことなので,そんなに心配する必要はないのですが,収納できる間は残しておこうと思ってしまいます。
 連れ合いの文書類も増えてきて,保管場所を譲る必要も出てきて,手近におけるスペースが減ってきました。ちょっとした隙間をあちこちに見つけて押し込んでいる状況なので,保管場所がバラバラに散らばっています。情報を集める場合は家中を動き回ることになります。結構いい運動になると負け惜しみを言っています。パソコンに向かっていわゆるデスクワークをしていても,じっとしてはいられません。貧しい暮らしの方が健康的かもしれないと気に入っています。
 書籍類も本棚4つに段ボール箱とかなりあります。書籍などは図書館を利用するとかなり不要になるかなと思ったりしますが,実のところ図書館には家に所蔵している書籍はほとんど見当たりません。貴重な本というのではなく,分野が特殊というだけのことです。数年前に図書館で開催している不要図書のリサイクルに段ボール2箱分ぐらい提供したことがありました。当日会場に出向くと,持ち込んだ書籍類は誰にも見向かれず残ってしまっていました。それ以来,リサイクルに提供することを断念しました。世間の人の関心と全くずれていることを実感させられたからです。捨てるのはもったいないので,目の黒いうちは抱き続けていこうと思っています。
 パソコンの中にも作成した文書類がすべて記憶されていますが,こちらは場所を取らないので助かっています。バックアップメディアも引き出しの一つに収まってしまいます。最近は写真までディジタル化してアルバムからパソコンに引っ越してきて,一連のアルバムが途切れてしまうのが少し心配です。収納という形がどのように動いていくのか,時代に沿って経験していくのも楽しいことです。

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(2006年06月18日号:No.325)