《楽しみは 妻の手料理 食すとき》

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 風邪で熱を出して一晩床についたことが10年ほど前にあっただけで,これまで全く病気という病気をしたことがありません。肥満度の目安にBMI(Body Mass Index)という数字があります。体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。世界標準はMBI=22だそうです。NHKのテレビでお医者さんが,この指数が24〜26になるちょい太の体型が長寿につながるようだと話されていました。さっそく計算してみるとMBI=24.6であり,連れ合いは24でした。いいところでしょうか。
 永六輔さんの本に「自然界の動物に太っているものはいない。太っているのは不自然なのです」という言葉が採録されていました。公民館などでの小講演を依頼されたときに,この言葉を健康への小さな警鐘として紹介しようと思うのですが,聞き手の中に太った方をお見受けすると,のど元で飲み込んでしまいます。嫌な思いをさせては気の毒であるし,当人は十分自覚しておられると思うからです。
 キャンディーズという歌い手さんがいました。世間ではランちゃんが人気者でしたが,スーちゃんが贔屓でした。ちょっと小太りだったからです。ふっくらした体型の女性が好みです。もちろん,連れ合いもふっくらとしています。女性が痩身に憧れているのが解せないのですが,世の男性諸氏は痩せた女性がお好みなのでしょうか,それとも女性自身が痩せていたいのでしょうか?
 産婦人科の医者であった父が,嫁をもらうならお尻の大きな女性がいいとさかんにいっていました。安産という理由だったようです。息子は母親似の女性を選ぶものだそうですが,ふっくらとした母親に似た連れ合いです。ほっそりしたスタイルの良い若い女性を見かけると,他人の余計なお世話ですが心配になります。医学の進んだ現在では,何の問題もないのかもしれません。
 連れ合いがごく普通に食べさせてくれる食事をいただくだけで,食に対する思い入れはありません。一つ気をつけているのは腹六分の量にするということです。昔から「腹八分に医者いらず」といわれていますが,その続きの「腹六分に老いを忘れる」という言葉に従っています。もう食べられないという満腹にはなりません。ただし,連れ合いと外食をする際に,あれこれ食べたいとつい余計に注文した連れ合いの食べきれない分をいただくと満腹になることがあります。
 食の楽しみはかなり大きなウエイトがあるものですが,高級なものを食べたいという食欲はありません。連れ合いの作ってくれる手料理を毎食事に楽しみにしています。

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(2006年12月24日号:No.352)