《楽しみは 届く封書を 開くとき》

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 毎日午前11時過ぎに,郵便配達の方の赤いバイクが,静寂を破ります。道からちょっと奥まったところにある郵便受けまで,ご足労をいただいています。ほぼ毎日何らかの郵便物が届きます。広告やカタログの他に,連れ合い共々関係する機関からの連絡文書が主です。時折,役場等からの支払い請求書も紛れ込んでおり,できれば届けられない方がありがたいものもあります。
 受け取った郵便物は,それぞれに対処をして,処理していきます。文書類はファイルすることになります。受け取ったそのときに,受け入れの第一次処理を施しておかないと,狭い家の中とはいえ,後日探し回ることになります。何も考えずにその辺にポンと置いていたという未処理文書は,後でという見送りのつけを払わされます。決まった収納場所まで,家庭内郵便配達をする癖がついてしまいました。
 郵便物に限らず,動いているものごとに対しては,次のステップへのつながりをきちんと付けておくことが大切です。玄関で履き物を脱ぐとき,出かけるときのために出船の形に揃えておくということと同じです。それをしないことを中途半端といいます。つなぎがきちんとできていると,後でする次の作業が円滑に始められます。仕事の効率が保てると同時に,間違いも無くすことができます。仕事のできない人は,このつなぎを疎かにしている人です。
 郵便物の扱いで,もう一つ気をつけていることがあります。それは封筒を一緒にファイルしておくことです。特に組織・団体・機関から送られてきた封筒には住所が印刷されています。後で連絡したり返信の必要が生じたとき,文書に住所が記載されていないことがあるからです。いざそのときになって,封筒は処分していたということを経験したからです。もちろんこまめに住所録を作るようにすればいいのですが,一度あるかないかといった程度の使用頻度のものについては,そこまでしようという気にはなりません。文書と一緒に封筒も綴じ込んでおけば済みます。
 最近はめっきり私信の郵便物が減ってしまいました。それでも人生の節目を知らせるご挨拶状がたまに届きます。それは受領日のスタンプを押して住所禄のクリアファイルに放り込みます。年末の年賀状準備に向けた処理です。
 今日はどんな郵便物が届けられるのか,ちょっぴり楽しい時間です。

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(2007年06月24日号:No.378)