《よろこびは 不揃いの日を 暮らすこと》

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 連れ合いのアッシー君をしている関係で,二人分のスケジュールが降りかかってきます。時には綱渡り状態になることもあります。二人の予定が交互にはいるときが多いのですが,まとまった空き時間を取れないのが少しつらい所です。いわゆる待ち時間が生じるとき,中途半端になって,用事を済ませることが出来ません。アッシー君といってもほとんどが同じ町内のことなので往復小1時間程度のものですが,送って行って帰宅して,また迎えに行って帰宅するという2往復をするときは,フリーな時間の幅が抑えられるので,何となく窮屈に感じます。
 二人共にいろんな役職を担っているせいで,出掛ける機会が不定期に織り込まれています。毎週の予定が同じパターンというわけではありません。夜の予定も入ってくるので,毎日お互いに今日の予定を確かめることになります。連れ合いが引き受けていた最も多忙な役職を終えたので,今はかなり楽になっていますが,土日の休みが取れるということはあまりありません。ほとんどがボランティア的なものなので,バカなことで忙しいおかしな夫婦をしています。
 このような日々をおくっていると,流れが1週間単位になっていません。なんとなくひとつながりの長い日々のつながりを過ごしています。息を抜ける日が定期的にやってくるわけではないので,気持ち的には疲れてきます。暇をどう過ごそうかと考えることもないので,月日はあっという間に過ぎていきます。日々のスケジュールが変わるので,退屈はしないのが取り柄です。
 文章を書くとか,考えをまとめるといった頭を振り絞る作業には,休むに似たりという準備時間が必要です。思い浮かべる断片的な材料をどう組み合わせていくか,試行錯誤をしなければなりません。その作業が中断されると,振り出しに戻ります。ある程度の時間がないと,一段落とはなりません。
 作業の質を変えて,短い時間を利用することにしています。時間の無いときは,決まり切った作業をします。ゴミ出しの日であればゴミを集める,洗濯物を片付ける,台所を洗い物を片付ける,部屋を整理するといった生活上の作業,あるいは届いた書類をファイル整理する,処理の必要なものは簡単にできるものなら済ませておくということもあります。ザーッと目を巡らせると結構することは転がっています。仕事が見つかると,時間を失わなくて済むとホッとします。
 連れ合いと時々話すことがあります。一日ポカッと空くことがあります。何か予定があったのを失念しているのではないかと気になるのです。手帳やカレンダーを確認します。不定期な予定の中にいると,自己管理が大変ですが,そんな暮らしを喜んでいる自分がいます。

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(2008年02月10日号:No.411)