家庭の窓
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家庭では無頓着に食事をしますが,表に出ると,それなりのマナーを弁えていなければ礼を失します。お店で和食をいただく場合,天ぷらの盛り皿がありますが,そのマナーが紹介されていましたので,転載しておきます。
*******(BIGLOBE カプライト・ニュース 増刊号 7/26号)*****
実は、お店の"天ぷらの盛り合わせ方"には,あるルールが。そのルールを知っていれば,天ぷらをさらに美味しくいただけるんですよ!
<< 天ぷらの盛り合わせ方のルール >>
★お皿の【手前】には,海老、キスなどの「淡白な味」のもの
★お皿の【 奥 】には,アナゴなどの 「濃い味」のもの
⇒「濃い味」から食べると口の中に味が残り,「淡白な味」の風味をそこなうことがあるため,このような盛り付けになっています。
また、お客さんにとっても、【手前】からの方が食べやすいですよね。
<< 美味しくいただくためのマナー >>
盛り付けをなるべく崩さないよう,お皿の【手前】の「淡白な味」の天ぷらから順に食べるのがマナー。
⇒こうすると見た目は美しく、味覚の点でもGOODです(*^_^*)。
天ぷらを天つゆにつけるときは,天つゆの器を持ち,一口ずつつけます。
天つゆは"サッ"とくぐらせると,天ぷらのサクサク感を楽しめます♪
大根おろしがある場合は,静かに中に入れ、かき混ぜてOK。
大きい天ぷらがある場合は、お皿の上で、食べる大きさに切り分けてからいただきましょう。
***** ということだそうです。
魚よりは肉の方が好きなのですが,他愛のない理由からエビは魚より好みです。一方で,好きなものを後から食べる癖があって,天ぷらの場合,エビを最後に食べるようにしています。魚の味の濃い薄いよりも,食べ物の種類に対する好みが優先しています。マナーに反するのかなと考え込んでいます。
この天ぷらを食べるマナーの目的を考えると,食す人が味の風味を十分に楽しむことができるようにという気配りです。それならば,食べる側の好みに沿って食す方が楽しむことになるので,変更もありだろうと思われます。ただ,盛りつけを壊すことになると見苦しいことになるのでマナー違反になります。その点はきちんと守るべきです。
ところで,魚に対する好みの位が低いのは,骨があるために箸でむしりながら食べるのがチマチマとして面倒であるということからです。だからといって,がばっと食べて口の中で骨をより分けてはき出すということも嫌です。食に対して面倒という気持ちを抱くことはほめられたことではありませんが,習い性になっていて抜けきれません。魚好きの人にすれば,理解できないでしょうが,味に対する好みではないので,刺身についてはマイナスイメージは全くありません。
天ぷらの魚については骨はありませんので,この勝手な好みは当てはまらないのですが,食べ物の種類に対する好みとして染みついているにすぎません。好みとは理不尽なものです。
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