家庭の窓
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先月17日の日曜日,木立ダリアを植えました。平成20年にボランティア仲間から分けてもらった茎を植えたものが,昨年も花をつけてくれました。実は,昨年も育ってくれた茎をいくつか取って他の場に植えた積もりでしたが,実は植える時機を失して,芽を出しませんでした。20年の時も数カ所に植えたのですが,育ったのは2本だけでした。植物を植え育てるという経験がほとんどないので,いろんな面での気配りができていないのでしょう。
ダリアを分けてもらったときの植え方のメモを引っ張り出して,再チャレンジをしました。メモを無くさないために,このページに記録しておくことにします。
《木立ダリアの植え方》
1.深さ10センチほどの穴を掘る。
2.油かすまたは化成肥料を混ぜて入れる。
3.木を横に寝せて,土をかぶせる。
4.霜の期間が枯れるので,ビニールをかぶせる。
5.4月にビニールを外し,新芽がでたら周りに化成肥料を入れる。
6.風に倒れないように添え木をする。
7.大きくなったら,太い添え木で組み手式に支える。
8.花芽が11月10日頃出て,1月初め頃まで咲く。
9.霜に逢う前に根元から5センチほど残して切る。
10.節を残して10〜15センチごとに切る。
11.切った節を別のところに植えてみる。
ダリアはボランティア仲間がそれぞれに切り取った茎を知り合いに分けていったので,あちらこちらで見かけるようになりました。手元にもいくつか残っているので,配ってみるつもりです。植える土地の豊かさのせいでしょうか,よそで見るダリアの方が元気そうです。うちでも健気に咲いてくれるのは有り難いと思って,鑑賞しています。
庭の植栽については連れ合いの領分ですが,分けてもらった当人が世話をしなさいといわんばかりに,手も口も出しません。分けていただいて花が咲かなかったというのでは,会わせる顔がなくなるので,がんばっています。そのがんばりようが様になっていないようです。春になって芽を出してくれることを祈るばかりです。
まだしばらくは寒い冬が続きます。霜から護ることはしてやろうと思っています。ビニールの布団を掛けておきましょう。夏から秋の台風の季節は添え木をして支えてやる必要があります。高く伸びるので,見るからに頼りなげです。幸い昨年は台風が訪ねてこなかったので事なきを得ましたが,今年はどうでしょう。心配の種を抱え込んでしまいます。このような思い入れがあるから,花が咲くと喜びが生まれるのでしょう。成り行きで付き合わされているダリアですが,気長に可愛がっていこうと思っています。
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