家庭の窓
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印鑑ケースの中にある直径1cm程の朱肉がベタベタの状態になり,全く用をなさなくなりました。ほとんどの場合,別に大きな朱肉があるので,ケースの朱肉は使用していませんでした。それでも,この頃,別に朱肉が用意されていない場合に出くわし,久しぶりに使ってみたら,べったり状態になりました。朱肉を染みこませていたスポンジがボロボロになっていたようです。
何時ものスーパーマーケットに買い物に出かけた折,たまたま印鑑の出店の前を通りかかり,印鑑ケースの朱肉を思い出し,たまたま印鑑ケースを持ち合わせていたので,交換ができるか尋ねてみました。ありますよというあっさりとした返事で,交換してもらいました。52円でした。お店の引き出しの中に,小さな赤い円盤が,山のように入っていました。それほどのストックを置いているというのは、交換を求める人が多いのかもしれないと,思ってしまいました。
これからも,その朱肉を使う機会はほとんどないかもしれません。それでも,いつでも使える状態になったことで,気持ちがすっきりとしています。ケースの中に朱肉があるのに使えないというのは,何とも気恥ずかしいものです。委員会などに出席して,費用弁償をいただく際の押印程度のことしかしませんが,朱肉の用意がなくても押印できるというは,相手の方に対して,気まずい思いをさせないで済むという安心感があります。実は,数日前に出先で書類に押印する必要があり,訪ねてきた相手の方が朱肉を持っていず,こちらも朱肉が使えなくて,近くの事務室に借りにいかざるを得ない状況があったのです。
印鑑と朱肉はセットになっていてはじめて用をなします。印鑑しか持ち合わせていないというのは,やはり手抜かりとなります。押印してもらう側が朱肉を用意しているのが普通になっていますが,印鑑を押す側が朱肉の用意をすることも必要でしょう。たかが認め印ですが,確実に押印できる準備を整えておくことが大切と改めて思い直しています。
いろんな役職や用事のために出かけることがあるのですが,出先に駐車場がない場合があります。駐車場があっても有料であったり,近くのコインパーキングを利用しなくてはなりません。コインの用意が必要になります。車には常時駐車場代分のコインを備えています。普段,買い物をする機会がほとんどないので,財布を持っていません。小銭入れもありません。どうしても,車の中に置いておくしかないということです。備えあれば憂いなしということではなく,そうせざるを得ないという情けない状況です。
携帯品として,気をつけているものがあります。眼鏡です。普通には要らないのですが,文書を読み書きする場合に必要です。会議に出かけるときには,眼鏡を持参するようにしていますが,急いでいるときに忘れてしまいます。また,買い物を頼まれたときなど,商品の文字が見づらいので眼鏡が要りますが,このときはよく忘れて困っています。携帯用の細い眼鏡を買ってもらって,持ち歩くようにしようと思ってはいます。出かける際には,眼鏡が要りような場面があるかどうか,確認しなくてはなりません。かなり見落とすことがあって,見えづらい経験を重ねています。
自分の方で整えておかなければならないことがあれこれとあります。それでも,身軽でありたいと思っているので,必要最低限の持ち物にしようとしています。念のためにという余計な持ち物は省かれます。そんなことができるというのも,暮らしぶりが単純なせいでしょう。なんとか日々を大過なくこなしていけています。
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