 家庭の窓
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夏場の軽装もそろそろ終わりになりそうです。ものぐさというか面倒くさがり屋の性分で手荷物を抱えて歩くのを極力避けています。そこで，夏場はかなり不便をかこっています。特に手帳の携帯が難儀です。会議に出かけるとき，書類ファイルしか持ち歩かないので，手帳が邪魔になります。諸活動の日程を決める際には，都合を見計らうために，手帳のスケジュールが必須なので外せません。時折忘れてしまって，困ったこともあります。
秋になれば上着を着用するので，手帳の携帯が可能になります。手帳，携帯電話，眼鏡，筆記具など，上着はバック替わりです。上着のポケットをもの入れに使うのは，連れ合いからはそれとなく釘を刺されます。着こなしがスマートではなくなるということのようです。着こなしよりも実用性しか考えていないので，凝りもせずに自分流を押し通しています。
手帳を忘れることがあるので，何とかスケジュールを持ち歩く方法を考えないわけにはいかず，とうとう携帯電話のスケジュール登録を使うことにしました。携帯電話を電話としてしか使っていなかった段階から，一歩進んでしまいました。もっとも上着というもの入れが復帰してくるので，どれほど役に立ってくれるのか，しばらく併用してみることにします。
ところで，その携帯電話ですが，もっぱら連れ合いとの交信専用です。番号を教えていないので，ほとんど家人以外からは掛かってくることはありませんし，発信することもありません。ただ，例外として地域のボランティア仲間との活動予定変更連絡に使っています。今時のケータイになっていません。連れ合いは団体の役員として，諸連絡はほとんどケータイのようです。登録すれば番号をいちいち押す必要がないので，便利に使っているようです。
とはいえ，パソコンのメールはよく使っています。書類等の送付はなるべく添付ファイルとして発信するようにしています。封筒の宛名書き，切手を貼付，投函する手間が省けて，気に入っています。ただし，相手方にプリントアウトさせてしまうという迷惑を押しつけているようです。添付ファイルの送付には，相手のワープロソフトが何であるかに気を遣います。大部分の相手方がワードですが，一太郎を使っている部署もあります。フォントの違いなどもあるので，誰でも扱えるpdfファイルに変換してお届けする場合もあります。
話が逸れていますので，スケジュールの話に戻りましょう。個人的な事情ですが，非常勤講師のほか，公的に委嘱されている複数の委員職があって，それぞれに関連する役職も多重多様になり，日程が錯綜して日月を埋めています。別々の役務が個別に動いているので，調整のしようがなく，結果として整然としたスケジュールにはなりません。なんとか隙間を縫って押し込んでいる状況ですので，とても覚えきれません。押しつけられてくるスケジュールもあるので，最近は重複することも出てきて，あちらこちらに迷惑をかけている始末です。ほとんどが会議というスケジュールですので，秋口はラッシュになるという事情もありますが，そろそろ役逃れをしなくてはならないようです。
何とかなるだろうといういい加減な性分でもあるので，時間のやりくりで四苦八苦していても，案外とのんきに構えています。役向きが大変だと思うこともなく，結構楽しんでやっています。なにより，あれこれ考える種が尽きなくて退屈しないので，有り難いと思っています。わがままなことですが，今しばらくは厚かましく面倒をみてもらうことにしようかとも思っています。
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