 家庭の窓
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家の横に今年植えた皇帝ダリアが花を付けました。細い茎をいっぱいに高く伸ばして，目立とうと背伸びをしているようです。伸びきると風に大きくあおられ心許なくて，ずいぶんと気をもみました。幸い台風のような大風はやってこなかったので，無事に花までたどり着いてくれました。
数年前から庭にある皇帝ダリアの方は，少し遅れて花を付けています。先輩は慌てないといった風情です。今年の１月に，いくつかほかにも植えていたものがなんとか芽を出して伸びていたのですが，途中で育つのを止めてしまいました。何か気に入らないことがあったのでしょうが，植物の声を聞く耳を持ち合わせていないので，聞き逃してしまいました。悪い環境因子があったのなら除去してやればよかったのでしょうが，不知であるというのは罪なことです。
２本の茎ができましたので，春には埋め込んでやることができます。何本育ってくれるか，１年の楽しみの種です。連れ合いの知り合いからも譲って欲しいと依頼があったそうで，広がっていくのはダリアの願いでしょうから、手助けしてやります。
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