家庭の窓
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会議の後に送別会に出なければならなくなって,お酒が入るので,会議場までの往復に車を利用することができません。バスと地下鉄を乗り継いでいくことになりました。連れ合いがバスに乗るならとカードを出してくれました。これまでは挿入式の薄いバスカードを使ったことはあるのですが,ICカードは使ったことがありません。どう使えばいいのか分かりません。件のカードの案内サイトを探すとありましたので,訪ねると,使い方が写真付きで解説されていました。すっかり時代遅れになっているらしい自分を実感しています。
バスに乗るときに,乗り口にある装置にカードを触れるとピンポンと音がして,カード内の残金が表示されました。パスしたと一安心です。久しぶりの車内であれこれ眺めている内に,運転席の後ろにある会社からの案内ビラを見ると,バスカードはこの3月で終了しますとあります。販売はとっくに終わっていました。現金かICカードしか使えなくなっていました。終点まで乗っていたので,降りるときはどうするか,先に降りる人の様子を見て確かめました。こうして一件落着です。帰路はいっぱしのカード利用者になっていました。
先日,連れ合いの買い物に付き合ってあるショップに立ち寄り,ポイントカードを出しました。ところが,一年を過ぎているので無効ですとあっさり見捨てられました。新しいカードを作ってもらいましたが,有効利用ができるか危ぶまれます。買い物をすると金額に応じてカードにハンコを押してもらうのですが,それが貯まるとどうなるのか全く分かっていません。尋ねればいいのですが,その関心もない状況です。カードのハンコがいっぱいになったら,何か言ってくるだろうといった程度にしか思っていません。
ケータイでもいろいろなことができるようですが,ケータイは電話とメールとカメラだけを使っています。スケジュール機能を使ってみようと,予定を入力してみましたが,開いて確認することはしないままです。手帳で間に合っているようです。ケータイでは一日ごとの予定を見るのですが,手帳のように全体の予定を一望できないことが気に入らないようです。アナログ人間にはディジタル表示は合わないのでしょう。電子書籍とはペーパー書籍の好みと似通っています。
新しいアイテムの扱いについては,馴染みの程度の差でしかないのでしょうが,好き嫌いをしないで、慣れていくのことも必要かなと思っています。時代に置いて行かれないためということではなく,挑戦することが楽しいと思うようにしたいからです。
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