《しあわせは 縁をいただき できること》

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 いろんな組織,団体,グループ,会に所属しています。自ら選んで関わっているものはありません。頼まれたり誘われたりしたものです。さらには,家庭や地域というつながりの中で暮らしています。それぞれが予定を立てています。毎週の曜日,第何週の何曜日と決まっているものの外に,不定期な予定がかなりあります。そのような予定で月のほとんどの週日が埋まるのですが,お互いに日時がかぶらないで済んでいます。
 ところが,どういう巡り合わせか,週一日のボランティア活動が例外的に他の予定とかぶってしまうことが頻繁に起こります。週一日のボランティア活動の予定は曜日をずらしているのですが,そこを狙っているかのように他の予定が入り込んできます。結果として,私的な活動に近い地域のボランティア活動の方を欠席せざるを得なくなります。欠席続きで仲間に済まないという気持ちが積み重なっていきます。
 そのボランティアグループの連絡文書が今朝届きました。金曜日の午前10時から,花の植え替えをするという知らせです。交差点の中にある三角州に花を植えているのですが,その苗が役場から届くというのです。季節ごとに届けられるので,植え替えるという作業をグループの活動の一環として引き受けています。もちろん,週日ですので勤めのある会員もいるので,手の空いている会員が作業をしています。ことさら出席を取るといった野暮なことはしません。できるときにできることをすればいいというグループです。そのために,いろんな種類の活動をしているので,どれかに関わることができます。花の植え替えの作業時間は空いているので,一汗かいてくることにします。
 組織や団体に属していると,役職という仕事が追加されることがあります。各階層の集団の代表を務めていると,より高く広い層の代表への依頼が来ることがあります。例えば,係長から課長,部長といった昇格役職です。そうなると当然予定も追加されてくるはずです。トップになれば予定を決める権限が出てきますが,そうでなければ,単に予定が増えて重複を抱え込むことになります。予定の書き込みで真っ黒になっているカレンダーに入り込む隙間がない現状では,今以上の関わりの増加は辞退をするしかありません。
 近頃は,役職に付随してくる関連役務は可能な限り代わりの方にお任せするようにしています。組織や団体では後継者という問題があります。周辺から役務上の身辺整理をしていきながら,時期を見計らって,退陣しようと思っています。ただ,その志に反するように,意図しない新しい役務が降りかかってきました。身辺のスクラップアンドビルド化が進むことになりそうです。できることをできるときにしていく,その気持ちがどこまで通用するのか,もうしばらく試す時間がありそうです。

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(2011年05月22日号:No.582)