《しあわせは できる限りを 追い求め》

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 明日(22日)は地元の中学校の運動会です。天気予報では,午前中の降水確率が50%となっています。50%とは,コインの裏表に頼る確率です。判断の材料にはなりません。決断する責任者である校長は悩ましいことだろうと同情します。生徒のいる家庭では弁当の用意で迷っているのではと話すと,連れ合いは大して同情する風ではありません。自分たちの時代のように手づくりのごちそうを作るのではないということのようです。
 中学生はいないのですが,他人事ではありません。連れ合い共々,それぞれの役職がらみで,来賓として招待を受けているので,明日の日曜日に出かける予定を入れるべきか判断を迫られるのです。予定には入っているのですが,中止になるかもしれないという未確定さが浮上したのです。
 当日の朝です。雨戸を開けると,目の前の庭木が雨に濡れてはいますが,雨は降っていません。この分なら,運動会は予定通り開催されそうです。そう思っていたのですが,予定の時間近くになった頃,霧雨のような細い雨が降り始めました。濡れるという降りではないのですが,傘のないままでは濡れてくるといった微妙な雨量です。明日に順延になるだろうと思ったのですが,一応確かめるということで学校に電話をすると,「開催します。生徒もそのつもりで準備しています」という意外な回答でした。あわてて,参上です。
 来賓席のテントの中から観覧します。雨は相変わらず細いままで降り続いています。じっと座っていると,肌寒く感じられます。中学生は雨の中,競技を進行していきます。踏みしめられるグラウンドはぬかるむ状況になっています。テントの端のたるんだ箇所に雨水が貯まって,時折どさっという感じで落ちてきます。午前中は雨の中でグラウンド状態の不良のために一部の競技を取りやめましたが,午後には雨も上がって運動会行事を終えることができました。
 翌日(23日)になりました。本格的な雨模様です。土砂降りではありませんが,傘が必要な雨です。小雨の中で運動会を翌日に順延していたら,雨天のために中止になっていたことでしょう。雨の予報に基づいて順延はできないと思い小雨決行と決断を下していたのかもしれません。適切な判断であったということになります。小雨の中,本降りになったら中止するという選択肢を想定しての決行であったはずです。責任者はぎりぎりのところまで踏ん張るという勇気が求められます。
 三日連続で書き綴ってきました。運動会に行っていた留守の間に,隣地の田んぼには田植えが済んでいました。秋に向かって緑のじゅうたんは日毎に織り上がっていきます。季節を愛でることにしましょう。
 一週間が過ぎて,強い台風が雨を刺激しています。明日(29日)は小学校の運動会です。午前中に判断が下りました。30日に順延です。見守りボランティア活動をしている関係で,小学校のメールネットに登録しているので,連絡が入りました。天気予報は29日は雨,30日の月曜日は晴れとなっています。中止にならずに済みそうでよかったのですが,月曜日は講義があるので,運動会には行けません。少し残念です。

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(2011年05月29日号:No.583)