家庭の窓
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忙しい11月を過ごしています。その活動内容は主として会合ですが,すべて異なります。同じことの繰り返しという忙しさならまだしも,日々違うことを考えさせられるというのは,気持ちの上での多忙感があります。ただ出席していればいいというのではなく,責任者として差配しなければならない立場ですので,事前のチェックや確認が必要です。最小限の準備で臨むことにもなり,出たとこ勝負という綱渡りを続けています。
会合以外にも,アンケートの分析,広報原稿の執筆,会議のまとめと報告という文書作業があって,こちらはじっくり腰を押しつけて取り組む作業ですが,落ち着く暇がなくて,滞っています。11月は各種機関・団体の大会も目白押しで,挨拶をする立場では,その草稿を作ることもできません。辞退することもできないので,会長あいさつは定番の言葉にアドリブを混ぜてやり過ごしています。
公的な作業活動以外に,家庭内の暮らしの活動があり,病院通い,買い物等のほか,連れ合いの会合への送迎も入ってきて,時間が細切れの状態です。整理されない書類が積み重なっていきますが,片付ける閑がありません。やり残しているものが一つ一つと増えていき,処理予定のメモ書きがいつまでも消せないままです。写真の整理もしなければ,読み終えた数冊の本の整理も手つかずで,原稿の締切がとっくに過ぎたもの,目の前に迫っているものもあります。
忙しいのに本が読めるのかと思われるでしょうが,どの活動の前にも短時間ですが待ち時間があります。そこで数ページずつ読み通しています。車や鞄にそれぞれ本を置いていると,いつの間にか読み終えていきます。この頃は,そういう読書スタイルが定着してしまいました。
この11月は特別であると思いますが,いささか疲れを感じるときがあります。窓の外ではこの秋も皇帝ダリアが花を咲かせてくれていますが,ゆっくりと愛でている時間が取れません。花が散る頃に余裕が取れるようになる気配です。そういえば,冬支度がまだ済んでいません。寒さがやってくるのが遅くて助かっています。あれやこれや,気になることを抱え込んで,バタバタしています。
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