《制作は 一応の出来 一区切り》

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 ボランティアという形で任命を受ける委員があります。求められる活動については,未体験のものばかりです。何をどうすればいいのか,何となく先輩委員の後ろ姿から学ぶしかありませんが,頻繁に活動をするのではないので,伝授という学びは遅々として進みません。その隙間を埋めるために,とある活動領域に関わる委員向けの教科書となる手引きを作成することになり,そのお役目がどういう巡り合わせかこの身にくっついています。
 少しずつ情報を探し集め,新しい基礎データを差し替えながら,年度毎に改訂を重ねてきました。当初は,今までにないものであったので珍しさもあり,別の活動領域に携わる委員すべてに配布されていきました。活動実績を報告する部分はデータの入替が必要です。そこで,平成25年度版といった形で,版を改めてきました。利用した委員からは,とても役に立ったという感想をいただいて,うれしさとともに一安心しています。
 ところで,これまで通りに情報の追加や入替の作業を進めてきましたが,ある会合の場で,今年も発行するかどうかという問い合わせがありました。行き渡っているのに,さらに発行する必要があるのかという意向を感じました。発行の是非については所管の会議に諮られる事項ですから,一存で答えることはできません。ただ,改訂の作業を進めて完成させておくかどうかということに関わります。未決であるという状況では,発行を前提にしておくべきでしょう。
 委員が把握しておく知識には,不易なものと流行するものがあります。手引きにはその両方のデータが掲載されます。流行するものには,毎年の活動実績のまとめがあります。その他に,新しく生まれてくる規則やデータなどもあります。不易なものについては,毎年度毎に情報提供をする必要はありませんが,流行するものについては,最新のものを提供しなければなりません。委員一人一人が何を求めているか,必要なものは何か,それに応えるものを提供できるようにしたいものです。
 これまでは,すべての委員に必要十分な知識と情報を提供することを意図してきましたが,その結果として,手引きが分厚くなってきました。不易な知識と流行の知識を分離した形式に整理することも考えることができます。変更や新規なものは,それだけをまとめて年報のような形式にしておいて,必要なときに提供するという方法もあります。どのような形式が望ましいか,考える時期に来たようです。手引き作成の作業が制作の時期を終えて,継続の時期に入っていこうとしています。どのような形式に決まるか分かりませんが,全体を完成しておく作業は必至です。今しばらく時間を費やすことにします。

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(2014年02月16日号:No.725)