《手慰み ハガキに載せて 送り出し》

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 平成26年度全国地域安全運動として,ポスターと標語の募集が行われています。ある日に県の防犯広報が回覧されてきました。ボランティアとして地域の防犯活動に参加しているので,何となく目を通していました。そこに標語の募集記事があったということです。ポスターを描く才能は持ち合わせていませんが,標語だったら,まねごとぐらいはできそうということで,応募してみる気になりました。
 課題が4つありました。それぞれの課題に応じて,一つの標語を作ってみました。さらに,ハガキ1枚に一つの作品の応募ということですので,準備として郵便局にハガキを買いに出かけました。手元にハガキはあったのですが,消費税のアップのために2円のプラスが必要になったので,2円切手とハガキを補充せざるを得ませんでした。余計な手間が掛かりました。連休が閑であったという事情もありましたが。

 ○防犯ボランティアの活躍
  「見守りの 声が迎える 帰り道」
  ・小学生の下校時に定点で出迎えの活動をしていることを表現しました。
 ○子どもと女性の犯罪被害防止
  「暗い道 ねらう目があり のびる手が」
  ・夜道を歩く女性への警告と,犯罪者にお見通しだと伝える意味を込めました。
 ○振り込め詐欺防止
  「電話での 金の要求 まゆにつば」
  ・電話による金銭授受の話は,先ずは信用しないとの歯止めを勧めてみました。
 ○住宅を対象とした侵入犯罪防止
  「そこの人 あなたを見ている 近所の目」
  ・犯罪者の気持ちに揺さぶりをかけて,抑止効果をねらってみました。

 それぞれについては,複数の案を考えて,一つに絞ったものを応募作としました。とはいっても,そんなにたくさんのものを作ったわけでもなく,選ぶのに苦労するほどの秀作揃い?でもなく,あっさりと創作活動は終わりました。発表日はいつか忘れていますが,運が良ければ,一報があるのでしょう。喜びの種まきをして,花が咲くかどうかは,お任せにしておきます。

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(2014年06月01日号:No.740)