《本当の 頼れる仲間 ごめんなさい》

Welcome to Bear's Home-Page
ホームページに戻ります

家庭の窓にリンクします! 家庭の窓

 2足のわらじを履くといいますが,実際には3足のわらじを履いていると,旨い汁にありつけるとはならないようです。人は時と場所を重ねて存在できないので,どちらかに不在証明が出されることになります。俗に言うダブルブッキングとなります。時として,トリプルブッキングにも見舞われます。
 日程を決める立場にあればいいのですが,よそ様の予定に付き合わされる場合は,言われるがままです。複数の御縁のルートがあると,どうしても重なってしまうことが起こり得ます。どういうわけか,他の日時なら空いているのに,寄りによってこの日にという日程になるような気がします。
 そこで突きつけられるのが,いずれを選ぶかということです。どちらが大事かという判断を迫られて,辛い立場に立たされます。その迷いを受け止める辛さから,どうして重なるような目に会わされるのか,他を恨めしく思うようになります。人のせいにしたところで逃れられるわけでもないのですが,一時の息抜きです。
 どちらが大事かとの判断をする一方で,どちらが変更しやすいかという判断もすることになります。いわゆる予定の変更ができそうな方を選ぶということもできるわけです。もう一つの選択指標,どちらに行きたいかということがありますが,その個人的な選択は却下され,立場上の妥当な選択がなされます。
 仕事と家庭の日程のブッキング,公用と私用のブッキング,似たようなことはどこでも起こります。奥さんから,仕事と私とどちらが大事なのという問いかけをされて窮する話がありますが,どうしても公の方を優先し,私的な方を変更する,そういう選択を男はしてしまいます。
 二つの場所に同時に存在できないという状況では,変更を受け入れてくれて助けてもらえる方に寄り添わざるを得ません。そういう頼れる関係を作り上げておくことが大切であると,改めて気付かされています。そのことを分かってもらえたらいいのですが・・・。

ご意見・ご感想はこちらへ

(2015年05月03日号:No.788)