《安らぎは あるべきよりも あるがまま》

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 ある会合に出席するために出かけているときです。歩いていると道ばたに掲げられている幟が目に入ります。飲酒運転撲滅の幟もありました。そこに記されているメッセージを読むと,うろ覚えですが,あなたのモラルによって救われる命があります,といった内容のものでした。その通りなのでしょうが,無性に腹立たしくなりました。命を守るのは相当な覚悟のいるものではないか,モラルでは釣り合わないのではと感じたようです。
 飲酒運転をすることは,命を奪う犯罪です。モラルという生ぬるいものではないはず。本当に飲酒運転を止めさせたいのなら,もっと本気になるようなメッセージでなければ! 幟の言葉にあたっても仕方がありませんが,虫の居所が悪かったのかもしれません。向かっている会合が緊張をもたらすものであったのかもしれません。ある程度は慣れていると思っていたのですが,ストレスがあり,その解消のはけ口になったのかもしれません。我ながら驚いています。
 いろんな局面で,同世代である高齢者の暴走が目立っています。車の暴走だけではなく,日常のありふれた行動の中に,とんでもない暴走が紛れ込んでいます。普通ではしないような,異常行動です。外からの刺激に対する反応が異常になるということです。どうしてそのような反応になるのか理解できないだけではなく,不連続な行動を抑制できないのです。おかしいという自覚がないままに,異常行動を侵してしまいます。軽いぼけ行動なのかもしれません。
 ふっと気がつけば、いつもの自分とは違っている,そういったことを経験し始めたということでしょう。中途半端なことにいらついてしまうのは若い頃からありました。ただ人前では出さないようにしていました。これから次第に所構わずにいらついていくかもしれません。小言幸兵衛になっていくのでしょうか? それもまた楽しいかもしれません。周りからは嫌がられるでしょうが・・・。

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(2016年04月24日号:No.839)