《安らぎは 壊れる不安 乗り越えて》

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 サクラの花が散って,ツツジの花が咲く頃,皇帝ダリアの芽が地表に顔を出してくれます。今年はどうかなと庭を見てみました。昨年の株から芽吹いているほか,3月に植え込んだ切り株からも芽が出てくれました。幾分育ちの程度に差がありますが,まっすぐに伸びてくれています。

28年春のダリア芽吹き1です28年春のダリア芽吹き2です

 昨年は芽が小さいうちに,先端を失って育てなくなったものがいくつかありました。何かの虫によって囓られたものと思っています。今年はそれがなくて,どの芽も無事のようです。昨年は芽の出た周りの草をきれいに抜き去ったために,ダリアの芽に食欲が向いたのかと思って,今年は邪魔にならない程度に抜くだけにして,草を放置しておきました。それが功を奏したのかどうか分かりません。園芸世界のことに無知なので,子どもだましの浅はかさでしょう。
 現在14か所の芽が出ています。そのまま順調に伸びていって欲しいと願っています。毎年の心配事は,人の背丈ほどに伸びた後の,強風です。台風はもちろん,強風注意報なども気になります。木と違って根が浅いので倒れたり,細い茎の途中からへし折れたりすることがあるからです。何もしなければ心配事はなくなります。何かを楽しみにしていると,叶うまでの試練にダリアが耐えられるかという心配事に耐える気苦労を背負い込みます。
 果報は寝て待つわけにはいかないようです。波乱を避けては得られないもの,だからよきものになるということでしょう。花を植えることなど全く関心を持っていなかったのに,性懲りもなく皇帝ダリアを毎年植え付けているのは,どうしてなのでしょう。

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(2016年05月01日号:No.840)