 家庭の窓
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コンビニエンスストアは列島のあちこちにあるようです。国中を踏破したことはないので目で確かめることはできません。それでも都会は言うに及ばず，田舎にも田んぼの中にある風景を映像で見たことがあります。そのコンビニを利用する人に，場所柄の特徴があるという記事を目にしました。
コンビニ前の駐車マナーで，その場所が都会か田舎か区別できるという説が紹介されていました。店舗を背にバックで駐車する車が多いと都会。店舗に向かって止める車が多いと田舎だと。なんとなく納得してしまいそうですが。
不意に思い立って，コンビニでのバック駐車についてネット検索してみました。いろいろの意見が交わされていて，驚きました。論点はバックをする際の安全性の確保と運転し易さ，し難さでした。それらの主張は，駐車スペースの間隔，駐車場と道路の間のスペースの広さといった状況に依存して区分けできるようでした。
先の都会か田舎かという状況判断は，都会と田舎のコンビニの駐車スペースの広さによる違いではないかと思われます。すなわち，都会人と田舎人の感性の違いではなく，ただの立地条件の違いであるということになりそうです。駐車マナーという枠組みの中で語られると，都会人と田舎人の違いと思わせられます。しかし，人は環境に適応した行動をするということを思い起こすと，筋書は変わってしまい，何の面白さもない話にフェードアウトしてしまいます。
ホーと人がなんとなく興味を示している話を，それは実はこうなんだとしたり顔で水を掛けるような物言いは野暮です。どちらが真実かは分かりませんし，どちらも真実であるかもしれません。話としてどちらが説得力があるか，どちらが面白いか，それぞれが選択すればいいことです。
不意に思い立ってネット検索をしたと書きましたが，実は，駐車マナーの説という言葉に引っかかっていました。説である以上，それなりの裏付けと推論があるのではと感じ，その論旨を知りたいと思ったからです。深く探索するまでの好奇心は湧いてこなかったので，中途半端ですが，とりあえず自分流にけりを付けておきました。
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