家庭の窓
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夏休みに入って,朝のラジオ体操に参加しています。地区の小学校の学校評議員をしているので,半ば役目のつもりで,半ば自己の健康のために,毎年恒例のことです。子どもたちは1年毎に入れ替わっていきます。仲良しだった子どもは卒業してしまい,ちょっぴりさみしくなりましたが,若すぎるお仲間と一緒で,楽しく汗を流しています。おつきあいで参加している親御さんは,当番制なので,日替わりです。当番と言わず毎日参加すればいいのにと思います。
最初の日々では,身体がなまっていたと言えばいいのでしょう,体操にあちらこちらが軋むという感じでしたが,数日すると慣れてきたようです。足先や手先までピッと伸ばして動かしていると,身体を外に開放していくような気持ちになって,すがすがしくなります。
場所はお宮の境内の一部です。うっそうとした大木で周りを囲まれ,広場の上空は青空につながっています。手を上に伸ばすとき,青空に手を伸ばす感覚です。夏の朝なので,蝉の大合唱に包まれます。近くの別の会場では時間を遅らせて実行しているようですが,ここでは6時30分の定刻開始です。子どもたちは起きたばかりという風情ですが,体操をしているうちに,身体が目覚めてくるようで,帰り道は元気です。
子ども対象の活動であることから,簡保作成の出席カードに6年生からハンコを押してもらうことが必須になっています。任意参加の大人もカードをもらって,確認ハンコをもらっています。出席良好であると,ご褒美がいただけるそうです。昨年はサランラップだったと思います。ご褒美ほしさというえさに吊られるのも一興です。折角のご配慮ですので,のせられています。
夏休みいっぱいということではなく,5日の3週間足す2日,17日の出席です。お盆の2週間の休みが間に挟まります。はるか昔の子ども時代はめいっぱいの出席でしたが,今どきは親の都合で子どもの出席を狭めているようです。朝早く起きて生活リズムを整えるという子どものためという建前を生かせないのは,性根の弱さを見せつけるようです。親の生活優先という名聞を振りかざすことが恥ずかしいことではなくなったということです。と言った年寄りの繰り言が出てきますが,言っておく必要を感じます。
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