《安らぎは 直につながる 生活に》

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 テレビでは4年ぶりのオリンピックの熱気を伝えています。この前までは,都知事選で持ちきりでした。東京以外では人ごとであり,それしか話題が無いのかとそっぽを向いていました。オリンピックは日本選手の参加ということもあり,多少は応援の気持ちもあって,耳に入れています。世の動きはそうでも,身にまつわる物事は,暑さに包まれながら,淡々と対処していかなければなりません。
 連日の日照り続きで,庭の植物たちが萎えています。乾いてるよという声が聞こえてきて,朝の水やりに一汗掻きます。夕立がほしいところですが,雷様は昼寝でしょうか。勝手に出歩いていた百合が,ここにいるよと花を咲かせて,思わぬところに現れています。植え込んで芽を出していた皇帝ダリアのいくつかが,枯れてしまいました。気がついてやれずにかわいそうなことをしました。残りのものたちは守ってやるつもりです。
 折しも,時はお盆です。他県にある菩提寺のお墓にお参りを済ませました。ご近所の初盆参りに行ってきました。たまたま同姓で,地域のボランティアグループの仲間であった方が1年前に亡くなりました。祭壇に飾られている写真に,お久しぶりですという思いで頭を下げました。夜回り活動で同じ班になっていたので,毎週夜8時から地域を見回りながら,道すがらのお宅の方の人となりを伺っていたものです。生粋の土地っ子であった方なので,転入者としては温かく迎え入れてくださり感謝でした。
 自分の身近のことに振り回されているようですが,一つ一つに気持ちを込めていけば,しっかりと日々を満ち足りて過ごすことになります。自分のことではなく,周りとの関わりを結ぶことが暮らしです。NHKの朝ドラであなたの暮らしというテーマが放映されています。わたしの暮らしを少し意識してみることもいいでしょう。
 ガラス戸越しにすぐ目の前に広がる緑の田んぼは,いつの間にか黄色の稲穂を下げるようになっています。セミの声は既に通り過ぎていきましたが,赤とんぼが舞い,カエルは元気よく鳴いています。穏やかにきちんと時は過ぎているようです。

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(2016年08月14日号:No.855)