《喜びは 置かれた立場 自覚でき》

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 前線が列島に寝そべってしまい,至る所で警報や注意報が発せられています。1日だけならいざ知らず,数日にまたがっているので,休校や中止が次々に出ています。連絡を受けていくと,予定がことごとく消えていきました。大雨の中に出かけるのも鬱陶しいという怠け心がほっとしているのを,複雑な思いで振り返っています。夜の雨の中を乗り継いで帰宅した後なので,数日続くのかとうんざりしていたところです。
 テレビは大雨情報がつきっぱなしで,現在の状況が繰り返し中継されて,注意のメッセージが続いています。雨の音は大きくなったり,小康状態になったりを繰り返しています。各地の避難指示が出る中に,我が町の名が出て来ないかと,気にしています。災害マップ上では浸水地域ではないのですが,想定外の程度によっては避難の必要もあり得ます。予定のない空き時間は,それなりに気の重い時間になります。
 裏山が崩壊して家が埋まっているという映像が流されます。あちこちにある崖に面している家に住んでいる方は,他人事ではないという思いでしょう。危険水位を超えたという川の濁流も映し出されます。中継の画面に,濁流が溢れてきそうな川岸の道で,傘を差してのんびりと川を眺めている人影もあり,テレビは危ないから近づかないでと叫んでいますが,聞こえるはずもありません。日常からのずれに関心を引かれるのは分かりますが,用心を最優先してほしいものです。
 大雨特別警報が発表されました。異常事態ということです。命を守る行動をしてくださいということですが,いつでも逃げ出せる態勢をとるのではなく,安全なところに避難し終えなさいということでしょう。近くの避難所に駆け込むことを想定すると,避難してもしなくても,状況に変わりがないように思われます。大雨による水害という想定では,高い所に避難するべきでしょうが,よそのアパートビルがお隣にあるだけです。
 行政による災害マップでは,水没する想定からは外れているので,とりあえずは情報の収集に専念することにします。ただ夜中は眠ることになりそうで,心配です。

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(2018年07月08号:No.954)