《喜びは 皆とひと時 仕合わせに》

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 土曜の午前に,ひとり暮らしの高齢者をお招きをした事業で主催者のあいさつをします。どういった内容が良いのか,前日からあれこれ話材を記憶の引き出しから出したり入れたりします。30分前に一応の品揃えをして,いざ本番です。

 おはようございます。本日は本事業にご参加をいただきありがとうございます。皆様にはこの胸にある赤い羽根に依る募金にご協力をいただいていることも重ねてお礼を申し上げます。この事業も赤い羽根募金によって行われているものです。
 さて,今日は高齢者の方の活動です。高齢者といえば年齢の節目があります。60歳が還暦,70歳が古稀。ここまではただの言葉ですが,77歳になると喜寿といって,寿になります。以後,80歳が傘寿,88歳が米寿,90歳が卒寿,99歳が白寿,108歳が茶寿,111歳が皇寿となります。節目は節目で喜べばいいのですが,日頃の一日が大事です。
 ここで,高齢者という言葉の文字を入れ替えてみます。高を幸福の幸に,年齢の齡を激励の励にして,幸励者と言い換えます。幸せに励む者ということです。さらに,幸せを仕合わせと読み替えます。仕はするということ,合わせるは合わせるそのままで,仕合わせとは誰かとすることを合わせると考えます。
 ひとり暮らしでは合わせる者がいない,というのではなく,皆さんお一人お一人の胸には大切な方がおられます。一緒にすることができるはずです。離れたところにいるご縁のある方もいます。ご近所,身近にもたくさんの人がいます。地域の面倒な作業でも,仕合わせることができます。いろんな形で,仕合わせに励むことができます。
 今日も○○先生と皆さんがご一緒に,仕合わせるひとときを持っていただきます。短い時間ですが心豊かに仕合わせていただけますよう,お過ごしいただければ幸いです。

 どのように伝わったか分かりませんが,幸せとは仕合わせることという具体的な行動の中にありそうと思っていただけたらと,願っています。

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(2018年11月18号:No.973)