*** 子育ち12章 ***
 

Welcome to Bear's Home-Page
「第 37-10 章」


『子育ては 将来の夢 道拓き』


【支援 37-10:子どもの将来の展望を促していますか?】

 ■子育て12支援■
『子育て第10支援』
〜明日に続いていく道〜

 《WHY-02》
 この号は,子どもが何故(WHY)育とうとしているのかという問に対する第2の解答になっています。解答は,夢や希望に向かっていくからです。夜眠るときに,朝起きるのが楽しみならば幸せであるという言葉があります。生きていてもこの先いいことはないと思い込んでしまうと,生きることを止めようとします。幸せとは生きる喜びを感じていることです。モノの豊かさは幸せにはほとんど関係ありません。その大事なことをきちんと伝えておかなければなりません。

 《将来の展望》
 便利で手軽な暮らしの中で,子どもたちの手に入らなくなった経験があります。その一つは,ゆっくりと積み上げていくことです。欲しいものがあるとき,お金が必要ですが持っていません。そこで大人にねだって買ってもらおうという簡単な道を選びます。どうすればお金を引き出せるかの手管に堪能になります。お小遣いを貯めるという自分で気長に努力する道は想定外です。自分のできることをこつこつと積み上げていく,その道を体得していないと,将来を見る力は発揮できません。

 《目指す》
 流れ星を見たら,消える前に願い事を3度唱えると,願いが叶うといわれています。3度唱えるほど長く輝く流れ星は滅多に現れません。何の根拠もない言い伝えですが,その意味を考えると,不意に出会った流れ星に即座に唱えられるほど願い事を思い続けていることが大事であるということです。流れ星を見てから願い事を思い出そうとしていては間に合いません。夢や希望を常に目指している集中力が,将来を確実につかむ道筋となることでしょう。

 《待つ》
 「果報は寝て待て」ということわざがあります。「寝て」の部分が「練って」であったという説もあるそうです。漫然と待っていればいいというのではなく,それなりに自らあれこれと練り上げていく営みをした上で,機が熟すのを待つということでしょう。努力したらすぐに果報が手に入るという安易なやり方は通用しません。時期を待つということは将来を楽しみに待つということです。今日すべきことはやり終えた。明日が楽しみである。その地道な繰り返しこそが生きる道です。

 《期待と強制》
 親からの働きかけには2つの選択があります。子どもと一緒に将来を信じるのが期待です。子どもの育ちを信じて,今の子どもに「こうしたらよいことが起こるよ」という語りかけをすることです。一方で,今の子どものままではと育ちを忘れて,子どもの将来を恐れるのが強制です。「こんなことでは悪いことが起こるよ」と強迫するような語りかけをすることです。のびのびとしなければ,十分に能力を発揮して育ちに向かうことはできません。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※異年齢集団の中で暮らすことは子育ちにとって大切なことです。ところが,子育てにとっても大事なことです。我が子より年下の子どもを見ていると,我が子の育ちが見えてきます。一方で,年上の子どもを見ると,そこには我が子の将来が見えてきます。親が思い描く将来はほとんど成人のイメージであり,目の前の我が子とはあまりに格差がありすぎるので,子どもの育ちが見えなくなります。年上の子どもをきちんと見れば,育ちのペースを正しく見極めることができます。




 子育ちにとって遊びが大事だといわれますが,親は「遊んでばかりいないで!」とあまり好意的ではありません。遊びに含まれている育ちの本質が見えていないからです。遊びによっていろんな経験が楽しくできるということは,なんとなく分かっていただけるでしょう。どうして遊びでは楽しくなるのでしょう。そこが本質です。いろんなことをしますが,失敗しても遊びだからと親からも自分も気にしなくてよいということです。楽しく失敗することができます。

★落書き★

 子どもは動物が大好きです。大きな動物も小さな動物も,喜んで見つめたり触れたりします。ところで,ライオンやクマは両目が顔の正面にありますが,キリンやシマウマは両目が顔の左右に離れています。肉食獣は獲物を狙い定めることができるように正面に目があります。一方で,狙われる立場の草食獣は用心のために,より広く周りを,特に横の方まで見えなければならないので,側面に目が付いています。自分の立場に相応しい目の使い方をしているのです。


「子育ち12章」:インデックスに進みます
「子育ち12章」:第37-09章に戻ります
「子育ち12章」:第37-11章に進みます