*** 子育ち12章 ***
 

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「第 37-11 章」


『子育ては 失敗しても くじけずに』


【支援 37-11:子どもの失敗の発見を促していますか?】

 ■子育て12支援■
『子育て第11支援』
〜失敗するから育っていく〜

 《HOW-01》
 この号は,子どもがどのように(HOW)育とうとしているのかという問に対する解答になっています。解答は,失敗しなくなるようになって育っていきます。立つことをしたこともない赤子が何回も転びながら,あるときひょっと立って歩き始めます。これが育ちの基本的パターンです。ということは,失敗することをしないと,育ちは前に進まないということです。子どもはしくじってこそ育つと知っているから,心ある大人はしくじった子どもを見守っているのです。

 《失敗の発見》
 健やかに育つためには,失敗を乗り越えていく必要があります。失敗することで,もう一人の子どもが自分の育つべきポイントに気がつきます。失敗することを避けていれば,育ちの機会を失うことになります。例えば,健康であるためには,身体を大事にすることよりも,ちょっと体調をこわしたときに,すぐに気付いて修復することが大事です。失敗したとき,いけないと思うことです。少しぐらい構わないとそのままにしておくと,深みに入って越えられなくなるからです。

 《変える》
 育つというのは,変わっていくことです。失敗し続けることがあります。できないままになってしまうのではと,心配になります。でも,大丈夫です。育ちは真っ直ぐに進むのではなく,必ず停滞時期があって,あるときひょいとジャンプするように育ちます。失敗し続けても諦めないことです。育ちから脱落するのは,失敗の仕方をあれこれ変えるという工夫をしないで,投げ出してしまうからです。すぐにできないからといって,性急に焦ることのないようにしなければなりません。

 《試す》
 試験というのは,読み下すと試して結果があらわれるとなります。できるかどうか試すと,できた・できなかった,という結果があらわれます。その次は,できなかったところを別のやり方で試すことになります。その繰り返しによって,できるところが増えていきます。テストは育っていくためにすることです。今の時点でのできること,できないことがあらわれると,次は何をすればいいのかが分かります。できなかったところを減らしていく,それが育ちと思い直してください。

 《保護と過保護》
 親は保護者として,精一杯に子どもを保護します。それは当然なのですが,やり方を間違えると過保護になります。小さな失敗をさせながら,大きな失敗にならないように護るのが保護です。一方で,失敗をしたらいけないと考えて,先回りして子どもにさせないのが過保護になります。育ちのチャンスを奪うことになるからです。暮らしの中で小さな失敗をします。そんなとき叱るのではなく,よい機会と思って,どうすれば失敗しなくなるかをきちんと教えてやってください。

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※子どもはいっぱい失敗をします。失敗は育ちのために仕方がないと諦めてください。親しか失敗を許してやれないからです。家庭での失敗は大目に見ます。ただし,きちんとフォローをしなければ失敗が水の泡になります。失敗の後始末です。うっかりして迷惑を掛けることなどがあれば,先ず素直に「ごめんなさい」と謝ることです。逃げたり隠したりすると,失敗を怖がるようになって,育ちにブレーキを掛けてしまいます。大らかな気持ちで見届けてください。




 学習を学校や塾などでのお勉強と限定していたら,子育ては片寄ります。勉強は学びのごく一部でしかありません。遊びも学びですし,暮らしのあれこれもすべて人として生きていくための学びです。親は先輩として,自分の持っている力を受け渡さなくてはなりません。それが家庭における教育力です。生活のリズム,対人的なマナー,金銭感覚,身の回りの整頓,夢や張り合い,笑顔や涙,善悪や美醜の感覚,それらは学校では学べないことなのです。

★落書き★

 筋肉には速筋と遅筋があります。速筋は手や口をはじめ体を動かす筋肉で,遅筋は腹筋や背筋のように体を支える筋肉です。速筋は大脳皮質の広い範囲でコントロールされています。そこで,指を使ったり,話したりすると,大脳皮質を活発に使うことになり,機能の発達が促されるということです。さらには,歩くという動作も下半身にある速筋が活動することになり,筋力アップのみならず脳も活発に働くことにつながります。散歩中にアイデアが浮かぶというのは理に適っているのです。


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