*** 子育ち12章 ***
 

Welcome to Bear's Home-Page
「第 39-12 章」


『子育ては 実現できる 挑戦を』


【権利 39-12:機会を得る権利!】

 ■子育ち12権利■
『子育ち第12権利』
〜挑戦をする権利〜

 《コメント》
 子どもの権利条約・ユニセフ抄訳では,「第28条:教育を受ける権利:子どもには,教育を受ける権利があります。国はすべての子どもが小学校に行けるようにしなければなりません。さらに上の学校に進みたいときには,みんなにそのチャンスが与えられなければなりません。学校のきまりは,人はだれでも人間として大切にされるという考え方からはずれるものであってはなりません」とあります。だれでも大切にされるためにきまりがあるという,社会性を教育する場が学校です。人は独りでは育てない,生きられないという経験をする機会が大切です。

 《試すこと》
 子どもの育ちは常に試練です。してみようと思って自分を試すことで,育ちが進みます。してみるためには,周りにいる人がしていることを見て,自分もしてみたいと意欲を持つことが必要になります。あるいは,人とは違った別のことをしてみたいと思ったり,さらに良いものやことを求めて,改良や改善といった工夫を試してみたいこともあるでしょう。したいと思うことは,周りにいる人とのつながりの中に見つかります。一人ぽつんとしていると,何をしたいのか分かりません。育ちの方向付けは,人とのつながりから得られるものなのです。

 《冒険させる》
 子どもも大人も,したことがないことはうまくできません。したことがあるという状況を生み出すこと,つまり経験する機会を与えることが育成となります。最初からうまくいかないのは当たり前ですから,失敗してもいいと余裕を与えることが大事です。失敗することで,成功への道を探り出すことができるからです。子どもの失敗を咎めないために,冒険をさせていると考えてみませんか。冒険ですから,しくじって当たり前です。たくさんの失敗を乗り越えて手にしたものは,それだけ大きな経験となります。因みに,創造の扉を開けるのは,冒険心です。

 《検討させる》
 冒険をするといっても,闇雲に挑戦するのは無駄ですし,危険でもあります。失敗した場合には,目を逸らさずに,その要因をしっかりと見届けるようにします。うまくいった場合も素通りするのではなく,まぐれであるかどうかを繰り返して確認することを忘れないようにします。また,無謀な挑戦は控える理性が働かなければなりません。例えば,回り道を探してみるとか,自分の成長を待ってみるという選択もあります。失敗も成功も事実としてきちんと検討することによって,挑戦という行為が成長のステップとなります。なにも考えない経験は無駄になります。

 《計画性が育つ》
 どのようなことでも,やり遂げるためには,見通しを持つようにします。したいことに向かって,今できる目標を段階的に設定できる計画力が挑戦を確実にします。育ちは一足飛びに進むものではなく,小さな積み重ねであり,その小さな積み重ねも,実は挑戦するときには大きな壁に思われます。クリアした後になって小さく見えてきます。また,リスクに対する配慮も不可欠で,想定していれば安心感が生まれます。その点については,大人の経験に基づいた点検とフォローが期待されます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※理想と現実のギャップということがあります。もう一人の子どもがしたいと思うことは理想,子どもができるかどうかが現実となります。その現実をもう一人の子どもが理解できないと,自分の不甲斐なさを嫌悪するようになります。現実の理解を進めるためには,自分を含めて周りの子どもたちの姿をよく見ることです。例えば,自分だけができないのではない,できなくて当たり前ともう一人の子どもが納得したり,できる子どもがいたら,自分にもできるはずと期待したり,現実に即した堅実な育ちが促されるようになります。




 子どもによかれと思うのが親の思いでしょう。ところが最近,子どものためのしつけと称して,ひどい仕打ちをする事例を耳にするようになりました。子どものためではなく,大人の身勝手のためになっています。このような明らかな間違いは別としても,子どものために,あれやこれやと面倒の見過ぎということがあります。子どもにとってよいこととは,口で言うほど簡単ではないようです。子育て羅針盤が考える子どもにとってよいことについて,次回,手短にまとめておくことにしましょう。

★落書き★

 ○○同じことを言わせるの! ○○のところに入るのは,何度? 何回? 「三度目の正直」といいますが,「三回目の正直」とはいいませんね。「度」は,繰り返されることが予測・期待されない行為について用います。二度あることは三度ある,といいますね。一方,「回」は,繰り返されることが予測できるものについて用います。例えば,大会などはきちんと繰り返し巡ってくるので第10回などといいますね。となると,はじめの問いかけは,どちらになるのでしょうか?


「子育ち12章」:インデックスに進みます
「子育ち12章」:第39-11章に戻ります
「子育ち12章」:第39-13章に進みます