『子育ちは 考え決める 自分いて』
【詩編 40-01:子どものための第1詩】
■子育ち12詩編■
『子育ち第1詩編』
〜決断するから,自我生まれ〜
幼い自分からしっかりした自分に変わりたいなら,
自分らしさを見つけたいなら,
自信を持ちたいと望むなら,
落ち着きが欲しいなら,
自分で決めるようにすることです。
人に決めてもらえればとても楽です。
決めてもらうと自分を任せることになります。
自分のことを決めるもう一人の自分が眠ってしまいます。
生きていくことは選ぶことです。
選ぶことは考えて決めることです。
決めることは自分を大切にすることです。
決めようとすれば,自分を見つめます。
決めようとすれば,考えるようになります。
決めようとすれば,もう一人の自分が目覚めます。
決めてもらうから,不平や不満を言います。
決めてもらうから,責任をなすりつけます。
決めてもらうから,自信を失います。
決めていけば,心が開かれます。
決めていけば,卑しさが消えます。
決めていけば,人と和めます。
決めるためには,迷いがあります。
決めるためには,少し勇気がいります。
決めるためには,後悔をする不安もあります。
決めることができたら,自分らしさが現れます。
決めることができたら,楽しくなります。
決めることができたら,自分を信じられます。
決めているから,落ち着きが現れます。
決めているから,日々が充実します。
決めているから,あなたは生きています。
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※自分のことは自分が決める。それが自分が自分である証となります。朝,起きなさいと言われて起きるのと,起きようと自分が決めて起きるのとでは,目覚めが違います。それ以上に,自分が自分を支配しているという自信が溢れてきます。自分のことを決めている自分,それがもう一人の自分であり,自我と呼ばれているものです。親から指示や命令ばかりされていると,もう一人の子どもがないがしろにされていることになり,子どものプライドが失われます。大人たちが指導しているつもりで干渉してしまうのは,子どもが決めるという大事さに気がついていないからです。
人に指図されると,気分を害することがあります。特に注意などされると,言われなくても分かっていると反応します。分かっているもう一人の自分が自分をコントロールできていない,その痛いところを突かれるから,嫌な気分になります。もう一人の自分の立場が奪われるという恐怖がわき上がります。人にとやかく言われたくない,そのためには,自分でしっかりと物事を決めるようにしなくてはなりません。自己が確立したら,次は孤立することを避けなければなりません。自分のことだけを考えて決めるわがままに落ち込まない歯止めが必要になります。
★落書き★
最近,背筋を真っ直ぐにしなさいという姿勢に対する注意がされなくなったといわれます。前屈みになってケータイをのぞき込んでいる姿が普通になって,姿勢はどうでもよくなったのでしょうか? 背中が丸くなっていると,肺が圧迫されて呼吸がしにくくなり,酸素の供給が減って血液中の酸素濃度が不足し,脳への酸素の供給が減ります。結果として脳の働きが低下します。また,首や背中の血行も悪くなって,筋肉が疲労し,肩こりや頭痛の原因になります。子ども部屋の机とイスの高さを適切に調整することを忘れないように・・・。
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