『子育ちは 動くことから 学びあり』
【詩編 40-07:子どものための第7詩】
■子育ち12詩編■
『子育ち第7詩編』
〜行動するから,能力が育つ〜
できる快感を得たいと願うなら
したいことを諦めたくないなら
夢を持ち続けていたいなら
責任を果たすことを望むなら
すべきことをきちんと実行することです。
面倒なことは無理にしなくても済みます。
気付いても無視すれば誰かがしてくれます。
気ままですが甘えという停滞に陥ります。
人であるためには生きる力を使うことです。
行動によって自らの力が確かめられます。
できることをし続けると力は伸びていきます。
行動を起こせば,物事は確実に捗ります。
行動を起こせば,状況は改善していきます。
行動を起こせば,新しい世界が開けてきます。
行動を忌避するから,退屈してしまいます。
行動を忌避するから,頭脳が空虚になります。
行動を忌避するから,心が淀むようになります。
行動を楽しめば,能力を使う喜びが感じられます。
行動を楽しめば,努力することの苦労が薄れます。
行動を楽しめば,不可能が可能に変わります。
すべきことをするためには,余計な手間が掛かります。
すべきことをするためには,気持ちの負担があります。
すべきことをするためには,最善を尽くすべきです。
少しでもことが片付いたら,気持ちが晴れます。
少しでもことが片付いたら,残りが少なくなります。
少しでもことが片付いたら,力が伸びていきます。
手足を動かすから,心身すべての機能が働きます。
手足を動かすから,生きる力が引き出されます。
手足を動かすから,あなたは能力が高まります。
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※朝起きて夜眠るまで,何らかの行動をします。その行動をするかどうかを決めているもう一人の自分がいます。朝はもっと眠っていたいけど起きなくては,夜はもっと起きていたいけど眠らなくては,手伝いは面倒だけどしなくては、宿題は面白くないけどしなくては,することが次々に出てきます。デューイという人が Learning by doing といっています。行動することによる学びです。行動しなければ学びはあり得ません。宝くじは買わないと当たらないのと同じです。自分を行動に駆り立てる,前向きなもう一人の子どもを育てると、子どもの能力は自ずから育っていきます。
自分勝手な行動は矯正されなければ、社会で生きる力は磨かれません。行動には善い行動と悪い行動があります。いろいろな行動ができる能力を育てても,使い方を間違えると世間を狭くしひいては自分を苦しめることになります。同じ人生なら堂々と誇りを持って生きていきたいものです。信念を持って生きるためには,社会の中で通用するものの見方・考え方に沿いながら,自分らしさを目指さなくてはなりません。何を大事にして生きていくか,それが人の品格を左右することになります。能力を無駄にしないように,心を磨くことが大切です。
★落書き★
フランス皇帝ナポレオン一世は,遠征に必要な兵糧に困り,懸賞を出しました。「長持ちする食糧の保存方法を見つけたものに1万2千フランの懸賞金を支払う」。ニコラス・アベールが加熱して密閉する瓶詰めを考案して懸賞金を手にしました。やがて瓶詰めが缶詰に変わりました。ナポレオン三世がプロイセンとの戦争中にバターが不足しました。一世による瓶詰めのいきさつに倣って,懸賞でバターの代用品を募りました。ムリエスという人が人造バターで応募し採用されました。この人造バターがマーガリンだということです。
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