*** 子育ち12章 ***
 

Welcome to Bear's Home-Page
「第 45-03 章」


『子育ちは 親の都合が 情けなし』


■非行化12秘訣■

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『非行化第3秘訣』

【幼いときから冷たくあしらうべし】

※幼いときから冷たくあしらうべし。
スキンシップとか遊び相手になるのは禁物。
(情緒障害発生法)。


●子どもってちょっと構ってやると,しつっこいから嫌になります。だから,はじめから構わないようにしています。しなだれかかってきても,邪険に振り払うようにしています。その効果が現れてきたのでしょう,そばに寄ってこなくなり,一人遊びができるようになりました。早く自立してくれて,手が掛からなくなり助かっています。ベタベタと甘やかしている親を見ると,子離れできそうにみえないので,他人事ながら心配になります。
・・・・・《子どもは不安でいっぱいなのですが!?》

●朝夕の時間を忙しくバタバタとしていて,子どもとゆったりと時間を共有することができません。子どもにはテレビを見せて,暇つぶしをさせています。時々そばに来て話しかけてきますが,邪魔をされたくないので,テレビを見ていなさいと,追いやっています。テレビを見て笑っているので,子どももその方がいいようです。ただ最近のテレビは,昔のように子ども向けの番組が多くなくて,子どもはチャンネルをしょっちゅう変えているようです。
・・・・・《子どもは無反応なテレビに拒絶されているのですが!》

○親と子の関係は,お互いの思いを通わせあうことで成り立っています。子どもはいろんな気持ちを親に伝えようとしてきます。3歳の娘が「ママ〜足くじいたぁ」と言ってきます。母親が,「そんなの,ツバつけておけば,治る!治る!」と言ったら,そばにいたババちゃんに,娘は「ババちゃーん。私のこと,かわいそうって言ってぇ。ギューッと抱きしめてぇ」と苦しそうなフリをして,抱きついていっちゃいました。母親は娘の演技に脱帽です…。まるで非情な母と言われたかのようです。
・・・・・《親子の絆は共感という形でなければ!》

●仕事場やご近所のつきあいで気をつかっていると,家にいるときぐらいは気兼ねなく呑気にしていたくなります。家にいて子どもにまで気を遣うのなんて考えられません。よその人に対するほど気を遣う必要はありませんが,子どものペースにあわせなければならないので,それなりに気疲れします。子どもの頃に返って無心に遊べばいいのでしょうが,そのような気分にはなれません。私には私の生活ペースがあるので,子どもと絡むことはどうしても無理なのです。
・・・・・《子どもは見守られるだけでいいのですが!》

●子ども? いますよ一人。一人でたくさん。自分の子どもなのに,扱いきれなくて,参っちゃう。食べさせるだけは親だからしているけど,それ以外のことは構わないことにしている。だって,その方がお互いに苛つかないみたいだから。うちは早くから,子離れ親離れが済んでいて,いい関係みたい。縛られるって,嫌だから。それに,いかにもお母さんをしているっていう様子,老けちゃったみたいで,あんまり好きでない。まだ若いんだもの,のびのびしなくっちゃ。
・・・・・《子離れと親離れとは立場が違うのですが!》



 子どもの思いを尊重して,親は干渉しないようにしなければなりません。親の気持ちを押しつけると,子どもは自分の気持ちを表に出せなくなります。親は子どもの幼さを心配するあまりに,一々口を差し挟みたくなります。それは避けなければなりません。

《それは極端すぎます。子どもは親が見てくれているという安心があって,思いを発揮していくことができます。見張って細々と口を出すことは不必要ですが,見守りの目を向けておくことは必要です。木の上に立って見る,それが親という字になるといわれていることを思い出しておきましょう。》

★落書き★

 何かを思い出そうとしたり,問題を考えたりするとき,上を見上げることがあります。神経生理学的には「余計なものが目に入らないようにするため」ということのようです。前を向けば相手と目が合う,横を見れば周りの風景が目に入ります。下を向けば困っているようで具合が悪い姿になります。天を仰げば,雑念を誘うものが目に入らなくなります。また,上を向く姿勢が,首のツボを刺激して脳への血の巡りをよくするという医学的な効果もあるそうです。


「子育ち12章」:インデックスに進みます
「子育ち12章」:第45-02章に戻ります
「子育ち12章」:第45-04章に進みます