『子育ちは 放任されて 踏み外し』
■非行化12秘訣■
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『非行化第4秘訣』
【子どもがどこで何をして遊ぼうが気にするな】
※子どもがどこで何をして遊ぼうが気にするな。
遊び相手についても全く気にすることなし。
(不良感染の勧め)。
●子どもは遊ぶのが仕事みたいなものです。自由な発想で好き放題に遊ばせています。大声を出しているとき,そばにいた大人が顔をしかめたり,中には注意をしてくる人もいます。子どものすることに一々口出しをしてどうかと思います。言われたからって,特に子どもに止めるようには言いません。そういう大人もいることを子ども自身が学ぶことも必要かもしれません。子どもがしようとしていることは,自由にさせるようにしています。
・・・・・《子どもはわがままに蝕まれているのですが!?》
●よそのお宅に子どもと一緒に遊びに行くことがあります。子どもたちは楽しくオモチャ遊びをして,ママたちはおしゃべりで楽しい時間を過ごします。何度か伺っていましたが,ある日のこと,子どもが行くのを嫌がりました。訳を聞くと,帰る前に遊んだオモチャを片付けさせられるというのです。うちでは片付けると出すのが面倒なので,出しっ放しにしています。お客さんに片付けを手伝わせるのって,失礼じゃないかと思っちゃいます。足が遠のきました。
・・・・・《子どもは大人たちから育てられているのですが!》
○子どもは親が見ていなくても,育っていきます。ただその育ちようを意識して見届けるようにしないと,親の役割が果たせません。あるお母さんは,仕事が忙しく子どもにかまってやれない毎日です。0歳の下の子が寝返り,つかまり立ちをしても「いつできるようになったんだろ〜」ってな感じでした。そんなある日,4歳になる上の子が,下の子の口を見て教えてくれました。「あ,歯が咲いてる!」。
・・・・・《親は子どもの育ちに合わせた世話をしなければ!》
●この頃,子どもが少し逞しくなったように見えます。大人びてきたというのか,一人前に生意気な口をきいています。そのアンバランスが家族の中では結構受けています。どこでそんな口ぶりを覚えてくるのか知りませんが,いろんなことを覚えるのもいいかなと思っています。何かにつれて,友達のことを優先しているようですが,自立しはじめているのでしょう。家にいるよりも友達と出歩くことが多くなって,社交的な子どもに育っていて,安心しています。
・・・・・《子どもはおませな友人環境に引かれやすい弱さがあるのですが!》
●子どもにみんな仲良くなんて言っても,そんなことはできっこありません。大人の世界でもできないのですから,子どもには無理です。好き嫌いはあるのが当たり前です。その現実の中では,仲間外しみたいなことが起こるのも仕方ありません。そんな状況では,強い方になびいて自分を守ることが生きる力です。仲良くしなければと真面目なことばかりを言っていたら,損をするのは明らかです。きれい事では世の中は生きてはいけないことを知るべきです。
・・・・・《信頼と不信との実りの違いが大事なのですが!》
親は子どもを保護する役割があります。そこで衣食住を与える義務を果たしています。ただ,子どもと大人では住んでいる世界が違うので,時間や場所を共有することは困難ですし,その意味も見いだせません。それぞれが別々に生きていくしかしようがありません。
《それは極端すぎます。子ども世界と大人世界は隔離した異次元世界ではありません。子どもが育つ環境として,つながっています。そのつながりを具体化しているのが,言葉によるコミュニケーションです。会話を通して,子どもは心の育ちに必要な糧を得ているのです。》
★落書き★
一人で何かをしているとき,ブツブツと独り言を言っている人がいます。このとき,大人は子どもの思考レベルに下がっているのです。子どもも一人で遊んでいるとき,ぶつぶつ言っています。精神の発達が未熟であって,頭の中の言葉(内語)と口に出す言葉(外語)の区別がつかないで,すべて口に出しているのです。成長するにつれて,区別がつくようになって,独り言を言わなくなっていきます。大人になっても独り言を言っていては,退行現象と思われます。