*** 子育ち12章 ***
 

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「第 45-08 章」


『子育ちは 対決すべき 敵無用』


■非行化12秘訣■

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『非行化第8秘訣』

【社会の決まりや公共機関への敵意を植え付けよ】

※子どもの前で法律,警察,学校の悪口を言い,
社会の決まりや公共機関への敵意を植え付けよ。
(反社会性の学習助長法)。


●どうして学校はあれやこれやと細かな注意をするのでしょう。誰も守ってはいないので,気休めでしかありません。子どもは学校の約束は忘れて日々気楽に過ごしていますが,それでいいと思っています。何かあっても自分で責任を取ればいいのでしょう。大人社会でも,法律はうまく使うものの味方で,悪用されていることがたくさん報道されています。真面目にやっている方が損をするのが世の中です。子どもにもそのことをきちんと分からせなくてはなりません。
・・・・・《子どもは出し抜くことがいいことと勘違いするのですが!》

●子どもにせがまれて図書館に行きます。図書館って,どうしてあんなにシーンとしていなくてはならないのでしょう。しばらくいると,なんだか息苦しくなってきます。ゲームセンターなどのにぎやかさに比べると,音のない空間は孤独になります。声を出して読むと,注意をされます。黙って読んでいると,眠くなるので困ります。私たちの施設なのですから,もっと自由に使わせるべきだと思いますが,誰もそう言い出さないのが不思議です。
・・・・・《子どもは本の世界に入って静かにしているのですが!》

○お巡りさんやパトカーのそばでは,緊張します。悪いことは何もしていないと分かっていても,監視されているような強迫感に苛まれます。3歳の娘と,夕暮れ時に散歩していたお母さんがいました。喜ぶかと思って,娘を肩にかついだ途端に,「キャー!!誰か助けてくださ〜い!!(すごい大声)」。偶然にも通りかかったおまわりさんに呼び止められてしまいました。母は誘拐犯!?に間違われそうになりました。お巡りさんは正義の味方なのです。
・・・・・《親は真っ当な生き方を子どもに教えなければ!》

●社会の決まりと言えば,魚心あれば水心です。きれい事では世間を渡ることはできません。立派なことを言っていれば豊かな暮らしができるとは限らない世の中です。みんなで渡れば怖くない,みんなでしていればルールを多少曲げても咎められることもありません。そこに旨味が詰まっています。そういった世間の常識を,子どもには普段から話して聞かせています。スーパーで一人一個限りを,親子でレジを数回通って,買いだめしています。
・・・・・《子どもには本物の常識を伝えるべきですが!》

●自由競争の時代は不公平です。格差社会という結果が,世界中で問題になっています。持てるものはより太りますが,持たないものは浮き上がれない仕組みになっています。今の世の中は斜めに渡る方が得のようです。国や行政はきれい事しか言わないので,信用していると馬鹿を見ます。適当に聞いて,自分の判断で暮らしていくしかありません。自由に生きていい社会なら,オレ流,ワタシ流の生き方もありでしょう。
・・・・・《子どもは社会を味方にして生きるべきなのですが!》



 子どもにとって,親は未来の自分たちの姿です。夫婦の間でそれぞれが自己主張をして違った意見を持ち合う姿を見せ続けると,子どもは主張しっぱなしでいいのだという学びをします。いっしょに暮らすことと,気持ちを同じくすることとは別のことと覚えていきます。

 《社会の基本単位は夫婦であり家族です。そこには信頼というつながりがあります。夫婦はお互いの違いを乗り越えて,同化していくことで家族を産み出します。その基本的な姿勢が社会を組み上げる営みにつながります。信頼を持たない社会は,生き辛いものであることを歴史から学ぶべきです。》

★落書き★

 スナック菓子は,子どもが好きな菓子の一つでしょう。ところで,古くなったポテトチップスを食べて下痢をすることがあります。油脂が酸化すると,過酸化油脂という有機物質ができて,これが下痢の原因になります。スナック菓子が銀色の袋に入っているのは,この油脂の酸化を防ぐためです。油脂は光が当たると酸化しやすいので,ポテトチップスやえびせんなど油を使ったスナック菓子は,食べ残したときは暗いところに保管した方がよいようです。


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