*** 子育ち12章 ***
 

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「第 65-05 章」


『子育ちは やる気生み出す 言葉出し』


■子育ち12進路■

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『子育ち第5進路』

【やる気元気な会話をしよう】

《まえがき》
 この子育て羅針盤では,子どもの育ちを6つの視点と2つの領域から理解することを目指しています。6つの視点とは,誰が育つのか,どこで育つのか,いつ育つのか,何が育つのか,なぜ育つのか,どのように育つのかという問に沿うものです。また,2つの領域とは,自分自身の育ち(私の育ち)と他者と関わる自分の育ち(私たちの育ち)という育ちの領域を想定しています。6つの視点にそれぞれ2つの領域を重ねると,12の論点が生じます。これが羅針盤の針路構成となります。
 この第65版では,数あるマーフィの言葉から,子どもの育ち12の教則として独自に選び抜いたものを,子育て羅針盤風にお伝えするつもりです。

《やる気元気な会話をしよう?》
 子どもは考える前に行動します。だから,危なっかしくて、目を離せません。無邪気にやってみようとする,それが子どもの幼さであるのですが,考えるためには、疑問を持たなければ始まりません。その疑問は実際に関わってみる,やってみることで生じます。五感を使って情報を集める,やってみるということから,どうしてこうなるのかな? そこから考えることが始まります。やる気があるから,考えることが追随してきます。やってみよう。生きるための知恵を手に入れるスタートです。

 元気な言葉は自分を鼓舞します。もう一人の自分が自分に向けた元気な言葉は,自分を主導し,自分を前向きにします。「やるぞ」という掛け声で心身が活動態勢に入ります。スポーツの世界で声をかけ合うことで,チームの結束を図るのも,お互いの活動態勢が整うからです。生きるというのは,しんどいものです。朝目覚めたとき,起きるためには,「起きよう」というもう一人の自分の掛け声が必要です。「おはよう」という誘いの言葉があれば,もう一人の子どもが声を出しやすくなります。

 ガンバレ。他人の元気を鼓舞するための励ましの言葉です。ただ,精一杯頑張っているところに,他人から追い打ちをかけるように言われると,嫌になります。また,タイミングが悪いと,頑張ろうと思っていたのに・・・と,逆にやる気を削がれます。自分が「もう止めたい」と訴えているとき,もう一人の自分が「もう少し続けてみよう」と説得する,それが頑張るということです。その覚悟を認めてやること,「そうだ頑張ろう」と受け止めることで,支え合う連帯が生まれていきます。



 育ちが悪いと思われる特徴3つ。クチャクチャ音を立てるなど,食事マナーが身についてないこと。学生言葉が抜けない,運転中の乱暴な言葉づかい。言動が横柄で何にでも文句やけちをつけること。大人になれないのは,子どもの時にちゃんとした振る舞いの経験をしていないからです。振る舞いを改めるという場数を踏ませることが大事です。子どもだからと甘やかさず,子どもでもキチンとすべきことがある,それがしつけです。

★落書き★

 人間の髪の毛は8万〜10万本あるそうです。髪の寿命は,男性で3〜5年,女性なら6〜7年。寿命が尽きると抜けていき,その数は1日に約50本ということです。シャンプーの後に抜けた毛を見て驚きますが,50本抜けて当たり前です。髪の毛が伸びる時間帯は,午前10時〜11時ごろ,午後4時〜6時半頃までの間が続きます。眠っている間はほとんど伸びません。一日に伸びる長さは,年齢や生活によって違い,平均して0.2〜0.3ミリ,1か月に6〜9ミリです。


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