*****《団体・グループの運営の窓》*****

【考察上の6ポイント】


 [3]因果関係だけに捕らわれるな。
   いじめられるから自殺する?:いじめないように管理強化の対応を!
      「・・だから・・になる」という因果だけでは,
      状況は本当には把握できなくなる。
      例えば,いじめの原因を探して潰そうとすると,
      やがて考察は社会の恥部にまで拡散する。
   生きる喜びがあれば死なない!:原因が結果に結び付くには別の要因が絡む
      いじめられても死なない子どもがいるのは,
      生きたい気持ちを強く持っているから。
      生きていてよかったという歓びが,
      明日に向かって生きる支えになる。
      ※因縁果報=因と縁が備わって事は起こり,果が生じ報が広がる。
       (因果は部分である)

 [4]価値の守備範囲に留意せよ。
   正しいことはすべてに絶対であると思っていないか?
      善いことはすべきであるという思いこみに,
      はまりこんではいないか?
      例えば,蜘蛛の巣にかかった蝶を助けることは正義か?。
      蜘蛛には罪悪ではないか?
   真偽=事実の体系,善悪=社会維持の選択慣習,美醜=生命存続本能
      牛乳で育った子どもが,自分の乳母(?)の肉を平気で食べられるのは
      恩知らずでは?。
      人は食べねばならない。
      だから,残さず食べて感謝し,「ごちそうさま」と礼を言っている。
      活動に協力しないことは悪ではない。邪魔をすることが悪なのである。
      ※芝生に入るな!:入っていけない芝生は要らないと言わなければ。

 (次のページに続きます。)