2011.07

イギリス世界遺産8ヶ所早回り

★バース市街地とローマ風呂  ★ストーンヘッジ  ★ブレナム宮殿
★アイアンブリッジ  ★ターベント工場群   ★ハドリアヌスの城壁
★ダラム大聖堂と城    ★ファウンテンアビー、ナショナルトラスト



今回最初の世界遺産が、バースのローマ風呂と市街地です(画面タッチ 浴槽へ)

   
     
隣接する教会の鐘が激しく鳴り始めました。  ローマ風呂の遺跡で結婚式が始まったのです。
八幡宮の舞殿で式を挙げるようなものでしょうか。       いつ見ても微笑ましい瞬間です。  

     
     
いずこの国も観光ブームなのでしょうか、なにもない平原の真ん中の石ころに蟻のように群がる観光客
あまりの人出に気押されて入場をあきらめてしまいました。   金網越しでも御利益に違いはなさそうと
写真だけ写し、ほうほうのていで、今回二番目の世界遺産ストーンヘッジを退散しました。  

チャーチル首相が育ったという、ここ世界遺産ブレナム宮殿はコッヅウオル地方の入口に
あります。   広大な庭を含めここで育ったら、首相になっても不思議ではないですね。
(画面タッチで庭園の一角へ)

     
4番目の世界遺産が、アイアンブリッジ世界最初の鋼鉄製の橋   世界遺産ともなれば訪れぬわけには
ゆきません。  小さなお土産屋さんがあるだけの、片田舎というところでしょう。   

     
イギリスは蒸気機関による産業革命を経て、世界に冠たる国となったのはご存じの通りです。 
ターベントの工場群は古き良き英国を今に伝えています。    当時のままの衣装に着替え
職人さんの手ほどきを受ける生徒たち、引率の先生も職人さんもすべて徹底して昔のままに
装うとはすごい!   キット当時に立ち帰った気持ちで勉強できるのでしょうね。 

6番目の世界遺産は、ローマ帝国北限の守りとなったハドリアヌスの城壁で、壁の向こうが
スコットランドになるわけです。
     
海の向こうのローマ帝国が、なんでここまで出掛けてきたのでしょうね  



お城も教会も「凄いな〜」と毎日見ていると少々感激が薄れてきます。  ダラムはそれなりの地方都市
でにぎわう街中から見上げるような高台に、城と教会が同居しています。 ここが7番目の世界遺産です。
(画面タッチ 世界遺産ダラム聖堂へ)



今回最後8番目の世界遺産がナショナルトラストが管理する「ファンテンズ・アビー」の修道院廃墟と庭園
です。    廃墟地とは申せ世界遺産だけのことはあり、眼前に迫りくる残骸は迫力があります。



ナショナルトラストにより管理されるイギリスの多くの遺跡群は大変良く管理され、歴史を
大切にする国民性が表に見える良い部分だと感じ入りました。