ロンドンと言えば「ビッグベンの国会議事堂・お隣にあるウエストミンスター寺院を抜くわけには行きませんが、大英帝国が如何に世界に君臨していたか、そしてその富の程を知らされるのが「大英博物館」ではないでしょうか。 世界の至宝を一堂に集め展示するさまは往時の栄華を今に伝えています。 考えてみれば戦利品のような物でしょうが、こうして世界の人々の文化遺産を展示・保存・調査研究し、しかも無料で見せてくれるのですから有り難い事です。 |
ロンドンの地下鉄(tube)も新車が入ってずいぶん綺麗になりました。 特に駅舎が明るくなった新装駅が増えているので安心感が高くなりました。 このエスカレーターはセントラルラインの大英博物館そばの駅です。 WAY OUTの標識に従えば地上に出ます。 出口が少ないので迷いませんよ! |
大英博物館正面入り口前の広場です。 世界の地域年代別に分類された部屋ごとに膨大な歴史的遺産が収められています。 上の写真四点でもお解かりの通り紀元前から近世に至るまでの至宝と申せます。 返還運動などもあるように聞きますが、このような良い保存環境で誰もが見ることが出来るのは、他では叶わぬ事かもしれません。 特にエジプト・ギリシャ・ローマ・メソポタミアなどの古代文明が一番充実しているように感じましたがいかがでしょうか。 どの展示物も手に触れられるような位置に有るのが印象的です。 たっぷり時間を掛けて御覧になることをお勧めします。 ロンドンに来るたびに必ず寄りますが、いつも新鮮に感じますし、時折々のイベントも盛んに催されています。 |
やはり人気の大英博物館ですが、大幅に改築がなされ中庭部分が一大サービス・サロンになっていました。 ロゼッタストーンも、ガラスの向こうに収まり見るのが大変な人だかり。 遺産の所有国が「返せコール」を 声高に発言する時代になり、これから先はどうなるのでしょうか? 無料で設備の良いところで拝観できる われわれは、このままであって欲しいと願うところです。相当な予算がつぎ込まれているのは間違いないですね |