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読後メモ index

2008.82008.10

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0809.html#yyyymmdd


2008年9月

その他


9/28(日)
FMを聴きながら走ってみたけど、おしゃべりが邪魔であんまり良くなかった。好きな音楽だけをプレイヤーに入れてみた。35曲だった。厳選しすぎて少ない。でも、35曲をすべて聴けるほど走れるわけでもないので次回はこれで走ってみる。
明治プッカのつぶ塩バニラミルクにはまった。

9/27(土)
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督『惡魔のような女』(仏/1954年)内容紹介)。これもフィルムセンターで。お友達に内容と結末をお話しにならないように、などという字幕が入っていたこと自体、当時は話題になったのかもしれないなあと思う。
とある場面(校長が浴槽で死ぬところ)で笑いが起きたので、なんだか妙なところで笑うなあとは思ったんだけど、観終わってみれば、「この人は本当は死んでないと知っているから」笑ったんだと気付いた。
これって完璧「ネタバレ」じゃん! 笑える。観客の高い年齢層から考えて、内容を知ってて改めて楽しみにきたのね。私はこの場面がすごく怖くて目を隠してしまっていたのだが。
心臓悪い人にショックを与えるようなたたみかけをするのは、こっちのほうがひやひやする。ピストルでズドン、ナイフでバッサリより、発作が来そうで来ないところが…。あの場面も観ていられなくて下を向いていたのだった。
この結末、妻は本当は死んでいなくて、夫と愛人は殺人未遂のかどで逮捕という解釈で良いのだろうか。でも、校長は妻の脈を確認していたよね。原作はどうなのか気になるので近いうちに読んでみます。

9/25(木)
フィルムセンターアンドレ・カイヤット監督『眼には眼を』(仏=伊/1957年)内容紹介)。
病 院での仕事を終え、自宅で疲れを癒していた医者のもとへ、自分の妻が腹痛で苦しんでいると男が訪ねてくる。医者は、車で20分走れば病院があるので、と、 診察を断る。ところが翌日、仕事場の病院へ行く途中で、昨晩やってきた男の車が置いてあるのに気付き、病院に着くと、昨日運び込まれた女性が亡くなったと いう。なんとなく良心の呵責を感じ始める医者の周りに、妻を亡くした男の影が目に付くようになる。
復讐を狙っていた男は、まんまと医者を砂漠へ誘いこむことへ成功。男二人の死の歩行が始まった。

誘 いこむまでの罠の仕掛けかたがうまかった……。セリフだけを取り出したら、恫喝どころか“一見”親切な言葉がたくさん並んでいるようなんだもの。その後 も、ただ殺すということをせず、死への過程を見つめつづける男の挙動がこわい。あの恐ろしいロープウエイで突き落とすこともできたのだし、砂漠に誘い込ん だあとは自分だけさっさと去っても良かったのに、そうはしない。まさになぶり殺し。その理由は後半明らかになるけれど、その告白が医者の反撃を誘い、男の 意識の変化をもたらしたところでは、なにか更なる変化があるのではないかとドキドキした。でも、「死にたくない」と思っても、もう遅かったのだとわかる最後の俯瞰シーンは本当に恐ろしかった!!! 一つの判断が人をこんなに遠くまで連れてきてしまったのか、と呆然とする圧倒的な迫力。復讐のスケールが大きすぎて後味が悪いと思う気持ちまで超越している。おもしろかった!!!

D.M.ディヴァイン 山田蘭訳『悪魔はすぐそこに』を読み終わる。普通すぎてあまり面白くないなあと思ったけど、読み返してみたらやっぱり違うのかな。

9/24(水)
米澤穂信『ボトルネック』を読み終わる。

9/22 (月)
倉 阪鬼一郎『留美のために』を読み終わる。構成も雰囲気も凝ってはいるけど、あんまり楽しめなかった。驚いて読み直したりしたも のの、それだけ。ただ、これを読んで、音声(発話)と文字(文章)の可能性について考えると面白いかもしれない。これを映画化するならサイレントじゃない とだめだね。

9/19 (金)
『ニアミステリのすすめ』を読んで 読みたくなった米澤穂信『インシテミル』。 あまりに面白くて行き帰りで読み終えてしまった。ここでいろいろ書くのは野暮な感じ。でも、自分の中で消化できなかった謎を誰かと話してみたくなる。結 局、私も空気の読めないミステリ読みか。
しばらくのあいだ米澤穂信ばかり読みそう。
9/18 (木)
フィルムセンタールネ・クレール監督『リラの門』(仏/1957年)内 容紹介)。お尋ね者の殺人者をかくまうはめになったお人好したちの物語。殺人者とはいえ、なにか理由があっての殺人かと思ったら、そ うじゃなくてただの悪者だった。こんなやつをかくまう気が知れない! と、ずーっと思っててイライラしてしまう。全編はユーモアで覆われているように見えて、ラストに一転して雰囲気が変わるところが印象的ではあった。

9/17(水)
探 偵小説研究会『ニアミステリのすすめ』を読み終わる。読みたくなった本が何冊か。

9/16 (火)
フィルムセンターレオニード・モギー監督『赤ちゃん』(仏/1937年)内 容紹介)。
いい映画!!! 幸せで胸があたたかくなった。

チャ ンスを得て学校(私塾?)の教師に雇われることになった独身男性が、宿泊先のドア前に、捨て子の赤ちゃんを置いてかれてしまう。警察に届けなくちゃ、と 思っていたものの、ほどなく情が移り、育てることを決める。赤ちゃんを連れて学校近くに生活の場を設けようとするが、学校は厳しく、彼は学校の宿舎で生活 しないといけないという。バレないように赤ちゃんとの生活を始める彼。新任教師である彼は、女子学生たちにとっては観察の対象で、ひょんなことから赤ちゃ んの存在がバレてしまう……。

なんといっても相手は赤ちゃん。こちらの思い通りにはなりません。男性教師の、あたふたしつつ赤ちゃんがかわいくて仕方がない様子がとても良かった。
バ レたときの彼の発言が胸を打つ。それに対する女子学生たちのレスポンスも素晴しくて、その後もみていてつい頬がゆるんでしまうような展開が続く。女子学生 たちが抗議の立てこもりを決めたとき、「8日立てこもるとしたら食料必須!」って、調理室を襲撃するシーンが楽しすぎる。若い女の子たちのパワーっていい な。
ほとんどお伽話な展開になるものの、こういう終わりかたじゃないともはや納得できない! とまで私の気持ちは走り出していたので、ほっとしました。

蛇足ですが、字幕が旧かなづかいで、言葉遣いも若干昔風なのがまた楽しかった。

9/15 (月)
ス ポクラの祝日プログラム、いつもの水曜日夜の先生のステップ。でも、参加者の雰囲気が全然違う。悪く言えば、そんなところに台置くのかよ! みたいな傍若無人なおばちゃんばかりで、なんだか気持ちが暗くなる。見えるところに台を移動させて、いつも水曜に会うおねえさんと目で会話を交わしたあ と、実際の会話に入る。「あまりにも夜と雰囲気違うよね」「楽しさ半減」「昼間来られるようになっても、こわいから絶対昼間は来ない」「○○さん、来られ ないって言ってたけど正解だよね」とかなんとか。要は悪口だよ!!!
でも、実際始まったらやっぱりステップは楽しいのだった。終わって出るときに先生に「全然見えないところにいるんだもん」と言われた。なるほどあそこは先 生からは死角なのか。
1時間空けて、ズンバというプログラム、そのあとエアロに1本出て帰宅。

9/14 (日)
スポクラでステップ1本出た。これはいつも通り。その後は久しぶりがたくさん。
ま ず、久しぶりにティーヌンでカレーを食べて、久しぶりに新しい服が欲しいなあと目当てのショップをのぞいてみた。7日に書いたとおり、今期欲しいものの一 つ、青いカーディガンがそこにあって、びっくりしてこれは運命だと思った。試着して購入。ほかにも2点。すっごいテンションあがった。
そして、久しぶりにフィルムセンターに 映画をみに行った。並ばせかたが以前と変わっていてきちんと管理されるようになっていた。堅苦しいようだけどこういうのは嬉しい。でも、あまりにも久しぶ りで、女子トイレの場所とかも迷っちゃったよ。
み たのはミケランジェロ・アントニオーニ監督『赤い 砂漠』(仏=伊/1964年)内 容紹介)。なんだよこれもうわけわかんね、どういう設定? ってみているときは思っていたのに、みおわってみると不思議と印象に残っているのが不思議だ。妄想(?)のときの音の不快さとか、この人つらいだろうな、 というのがいやというほど感じられて、でも、誰もどうしようもないというかあまりどうしてやろうとか思ってない感じの乾いた感じがなんとも現代的だった。
その後、有楽町無印まで歩いてざっと見て回ってから晩ご飯を食べた。デザートに食べたほうじ茶プリンがおいしかった。

9/12 (金)
本当に頭痛が出た。というか、頭痛なのかなんなのか目と頭がずっと重かった。法月綸太郎の短編集『しらみつぶしの時計』がやたら めったら面白いのに目が痛くてつらくてあまりたくさん読み進められない。
でも、エアロ2本はもちろんして帰る。
前日教わった、蒸しタオルを目に当てて8分と、カエルエクササイズを行って寝る。しばらく続けるとよいらしいので続けることにする。

9/11 (木)
7 月と同じところで2度目の整体を受けた。触れられていて、前回と違うところが反応してる! と自分で気付くのが面白い。足の指が触っていて気持ちいいです、と言われた。このごろちゃんと労っているからだろうか……なんて。途中でふと、「昔、頭を 打ったことはありませんか?」と聞かれる。小学生のころ、ロッカーの角におでこをぶつけた記憶なら、と答えると、「むちうちとかもないですよねえ」と再び 聞かれる。しばらく考えて、あ、と思い出したのが、数年前に2,3段の階段から滑ってお尻をしこたま打ったこと。どうやら昔の痛みを受けたところが出てき ているらしい。でもこれから先、私の身体は胸が開いてくるそうです。嬉しい。
7月にもそうだったけど、受けたあともうすでにだるい。そのことを告げると、もしかしたら、この整体後、頭痛が出たりするかもだけど、あんまりひどかった ら連絡くださいとのこと。
9/8 (月)
PHSのバッテリー入手。動きました。これでまた10年使える!
9/7 (日)
8 月の終わりに歯医者通いがいったん終わり、いまのところしっかりと歯磨きを頑張っている。夜、寝る前の歯磨きには、歯ブラシ2種類、歯間ブラシ、デンタル フロス、フッ素コート、マウスウォッシュを使う。歯並びが異常に悪いので、使う道具の多さは仕方ないところ。私の場合はどうやら虫歯というより歯周病に気 をつけるべきのようだ(約2年ぶりの検診で不思議と虫歯はなかったのだった)。
今年は赤いタートルネックと、ロイヤルブルーのカーディガンが欲しい。
PHSが本当にだめな場合……家にあるニコネコを使うか、新しいものを買うかどうか。ウィルコムなので選択肢が狭い。折りたたみ式が嫌いなので、さらに選 択肢が減る。
携 帯ばかり眺めている姿が格好悪くて嫌いなので、極力したくない。つまり、外で調べものはせず、あくまでも緊急連絡用と最低限の大人づきあいのために持つ。 電話とメールだけできて、軽くて、折りたたみ式ではなくて、かっこいい電話ならいい。カラーである必要も、絵文字が使える必要もない。そんな電話ないかな あ。それは私が今まで使っていた(る)電話なのだった。かっこよくはないけれど、愛着がある。

9/6 (土)
木曜日の朝、充電器に差しておいたPHSを夜になって見ると何も変わっていない。というより、電源が入らない。約10年使ってきて一度もバッテリーを替え てなかったので、そのせいかもしれないと思い、土曜日に東芝のサービスセンターに電話をした。
電池あるいは充電器がだめなのかもしれないということ、部品は取り寄せ可能だが、パーツ以外の機器自体の故障だとすると、契約している電話会社に問い合わ せないとだめだということを言われた。
とりあえず、バッテリーを買ってみることにする。3780円。はてさて。

9/4 (金)
若竹七海『バベル島』を 読み終わる。

9/1 (月)
加門七海『うわさの神仏(3)』を 読み終わる。
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